「近くて遠い」院内連絡②(何気に100冊目!!Kindle100巻)
今回はこの100巻の解説です
ボタンのデザイン
まずはウェブサイト上にボタンを設置します。デフォルトだと押されたことがわからないので
①ボタンに立体感を持たせる
②押された時に色を変える
ということを実装してみました。以下のように押す前と押した後でデザインを変えることでできるようになりますので。
ボタンに機能を持たせる
このボタンにどんな機能を持たせるのかというと、ボタンが押されるとそれをすぐにZAPIERに伝えて、ZAPIERがそれをPUSHBULLETという通知アプリに通知を出すのです。ですのでBUBBLE上のボタンにZAPIERからの出向者の席を設ける必要があるのです。そのような機能をWEBHOOKというのです
WEBHOOKなんて難しい言葉は理解しなくていいですが、もしも知っておきたいという方は以下の記事を読んでみてください
似たような説明になりますが、今回の文脈でいうとBUBBLE内にZAPIERの出向者を送り込む感じです(それがWEBHOOKです) そして絶えずBUBBLE内の動きを見張っていて、なにかイベントがあったらすぐにZAPIERに連絡してくるのです。 つまりBUBBLEで作ったボタンが押されたら電話がかかってきたらそのWEBHOOK経由で自動でZAPIERに「XXXXXXというボタンが押されたよ!!」と伝えてくれます。
ZAPIER本体はその情報が来たら「よし、ありがとう。ではPUSHBULLETに伝えて院内のスタッフのPC,スマホやタブレットに通知を出すね!」という自動化が起こるのです。
(再掲)全国の医療機関で同じ悩み【ため息】
院長「お~い!〇〇さん来て~」
〇〇さん「こっちだって忙しいんです! 終わったら行きます(プンプンッ)」
これはクリニックだけでなく、いろんな職場の課題【ため息】だと思います。
クリニックという人的リソースも限られた中でスタッフの皆さんが色々な業務を忙しくこなしておられます。クリニックの最終的な目標は患者さんをできるだけお待たせすることなくお帰りいただくことなのですが、様々なイレギュラーなことが起こるのです。
日本の医療のシステム上、患者さんは医師の診察室を通らなくてはならないのですが、ここの診察室のリソースが一番のボトルネックになっております。
ですので院長先生はできるだけ次の指示などを早目にスタッフの方々に伝えたいと思っているはずです。
そこで出てくるのが「おーい、〇〇さーん、ちょっと来てくださ~い!」という院長からの呼びかけです。
こんなに「近くにいるのにすぐには来れない、つまり【近くて遠い】スタッフに対する院内連絡について解決方法は無いでしょうか?
(再掲)今回実装したいこと
・すぐに伝わる
・実際にスタッフに診察室に来てほしいのか?(双方向コミュニケーションが必要)
・とにかく一方向で伝えるだけOKなのか?
*しかし、単なるチャイムでは内容がわからないので通知内容がわかる1方向通知
というものです。以前のKINDLE出版(64,65巻)でFlic2やStreamDeckを使った解決策を書かせていただきました。
Kindle64巻(Stream Deck版)
KIndle65巻(Flic2版)
しかし、Flic2やStream Deckは結構高価なため皆さん導入を躊躇されてしまうかと思います。そこでそういったハードを使うことなく同機能を実装したいということで書かせていただきます。今回はこの3つのサービスを組み合わせて実装していきます。
*Bubble(https://bubble.io)
*ZAPIER(https://zapier.com)
*Pushbullet(https://www.pushbullet.com)