院長「お~い!〇〇さん来て~」 〇〇さん「こっちだって忙しいんです!」そんな院内連絡のため息解決に
全国の医療機関で同じ悩み【ため息】
院長「お~い!〇〇さん来て~」
〇〇「こっちだって忙しいんです! 終わったら行きます(プンプンッ)」
これはクリニックだけでなく、いろんな職場の課題【ため息】だと思います。
クリニックという人的リソースも限られた中でスタッフの皆さんが色々な業務を忙しくこなしておられます。クリニックの最終的な目標は患者さんをできるだけお待たせすることなくお帰りいただくことなのですが、様々なイレギュラーなことが起こるのです。
日本の医療のシステム上医師の診察室というところを通らなくてはならないのですが、ここの診察室のリソースが一番のボトルネックになっております。
ですので院長先生はできるだけ次の指示などを早目にスタッフの方々に伝えたいと思っているはずです。
そこで出てくるのが「おーい、〇〇さーん、ちょっと来てくださ~い!」という院長からの呼びかけです。もちろん、診察室が一番のボトルネックですが、他のコメディカルスタッフも暇なわけではありませんのですぐには応えられないのです。しかし、患者さんは待っておられるので院長は早く伝えたい、でもスタッフの方は忙しい。そんなときの解決案例をお示しします
私にはシュライバーがいるから関係ない(?)
院長先生の中には「私にはシュライバーがいるから関係ない」という先生もおられるかもしれません。しかし、それは院長のため息がシュライバーのため息になるだけなのです。ですので解決して悪いことは無いのでは?
もっとシンプルなものがあるじゃないか?
診察室にすでにボタンがあるよ。ナースコールボタンなどをおいてPUSHすれば院内に呼び出しコールをすることが出来るんです。
もちろんそのとおりです。しかし、これは簡単ですが一つの機能しか持たせることが出来ないのです。
NYAUWのIT講座の目的は、その課題の解決だけが目標ではありません。その課題を解決する過程を学ぶことで、未来の課題が出てきた時に自身で応用が効くようにすることです。このナースコールボタンはシンプルですが他に応用が効きませんので。下の図でいうと右上を狙わなくてはなりません。 このナースコールボタンは左下の【1回限り&応用効かない】ものなのです。
あえてややこしい方法を取ることで将来に備えているのです。それも以前から紹介しているツールを使って。
疑義照会問題との共通点
これは薬局とクリニックの疑義照会の問題もおなじ課題【ため息】でしたので、以下のような無料のサービスを立ち上げております。(コミュニケーションの同期性を求めるあまりストレスがあるので同期性を排しつつコミュニケーションを維持することを目指しました
課題解決法
この解決はとりあえず院長が〇〇さんに来てほしいということを周知させることができれば、まずは院長は次の仕事に移れるわけです。周りに誰もいない場合にはどうすりゃいいの??と考えていました。
そうだStream DeckやFlic2ボタンがあるじゃないか!!(64巻ではStream Deckでの解決について、65巻ではFlic2ボタンでの解決について書かせていただきました
・ワンプッシュ(Stream DeckやFlic2)
・間を取り持つ(ZAPIER)
・出力(Pushbullet)
① 診察室でStream DeckやFlic2のボタンを押す
② その信号がZAPIERに流される
③ その信号を受け取ったZAPIERは、事前に指示を受けていた作文(今回の例では)「検査の方 診察室に来てー」というメッセージを送る
④ Pushbulletというアプリを院内のアンドロイドやWINDOWSPCにインストールして通知を出す。これによって誰かが見るので診察室外で声掛けが発生する
Kindle64巻(Stream Deck版)
KIndle65巻(Flic2版)
参考資料
Stream Deckについて
Flic2について
先日、Flic2というボタンを患者さんや顧客が押すとSmiirlカウンターの数字がパタパタするということについて書かせていただきました。
ZAPIERについて
PUSHBULLETについて
今日はここまで
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