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リーダーシップ進化論とNYAUW③

【リーダーシップ進化論―人類誕生以前からAI時代まで について】

小さなクリニック院長視点として気になった部分を少しずつNYAUW的視点で書かせていただきます(あくまで個人の感想ですので お許し下さい)

リーダーシップという どの仕事の分野でも議論になる広い話題です。読書は自分の環境を俯瞰して 自分の環境にFEEDBACK・我が事化していくのかが大切だと思いますので 私は小さなクリニックの医師の視点からのコメントを書かせてもらいます!改めて読み終わったまとめですが【一般社会の人々や外部組織との接触機会の少ない医療従事者は、長年なギルドの文化に染まることによって(修正されにくい)自己組織化に陥りやすい傾向にあるかもしれない。 特に医療チームや医療組織のリーダー(またはなる予定の方)には ぜひ読んでいただく価値の高い書籍だと感じました。】

P36【自己組織化の真逆にあるのは完全なるカオスであるそしてこの宇宙には角形2の規則を発見したとおり完全なるカオスなど存在しないつまり私たちの現実は自己組織化による完全なる秩序と完全なるカオスが織りなすグラデーションのどこかに位置している】

P36【人間とは自然主義的誤謬を排除しながら自己組織化に抗おうとする存在なのだろう 人間はカオスを生み出せないまでも自己組織化による自然状態を脱することができるそのためにどうしても優れたリーダーシップが必要なのである】

P40【単純に言えば群れの答えは衝突を避け周囲とベクトル合わせ中心位置にむかおうかおうとするので これは群れの規則に従うことで没個性化を実現している】

P40【こうしたリーダーを持たない群れの一件とても複雑に見える挙動もたった三つの規則で支えられているそれらは
①近くの答えに衝突するのを避ける分離の規則(衝突を避ける規則) 
②近くの個体群と移動の方向と速度を合わせる整列の規則 (ベクトル平均の規則)
③近くの個体群の中心市位置に向かう結合の規則 (中心位置に向かう規則)

P36ーP40 で抽出した部分から 感じたことは リーダがいなくても 衝突を割けて没個性化という自己組織化に至ることで生き残ることができる組織もある。 コストの多くを購入者に転嫁できるような業界や 利益率が高い分野など。これは一般の方が医療機関に持つイメージを想定して書かせていただきました。しかし 医療従事者、特に開業医の院長先生にとってはすでにそんな時代ではないことは実感されていると思います。しかし、それは聞いていても 勤務医やアカデミックポジション時代は開業医の先生楽なんでしょ?と思っておられた方もおられると思います。 そういった意味では開業医の先生は没個性化を抜け出すリーダーになる必要性を十分ご理解されていると思います。


今日はここまで


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teyede1972
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