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格安プランから考えるお金の流れ

今回はスマホの格安プランや格安航空(LCC)がなぜ安いのかを深掘りして考えてみたいと思います。
最近格安SIMという存在をずいぶんカジュアルに聞くようになったと思います。
※僕はymobile(15GB2080円/月)です。
LCCもピーチ航空を筆頭にジェットスターなどさまざまなものがありますよね。

約1000円で飛行機に乗れる✈️


ではなぜこんなにも安く提供できるのでしょうか?
まずはスマホ料金から考えてみましょう。
答えは簡単です。
人が少なくて済むからです。
ほとんどの格安プランは窓口に行かずにスマホのみで契約できます。
つまり窓口の人を雇う必要がありません。
※一部窓口もありますが・・・
どんな事業も人件費にはめちゃくちゃコストがかかります。
従業員側の立場で考えるといただいているお給料はもちろん、各種社会保障が会社半額折半なのでもらっている以上に従業員にはお金がかかります。
さらには人が増えれば増えるほど人の管理にも人とコストがかかってくるのではっきり言えばいない方がいいわけです。
LCCも同様にピーチ航空の場合はwebからの申し込みだけでした。
当日の発券等もスマホでQRコードをかざすだけです。
今どきな言葉で言えばDX化をすることで人員削減しているわけですね。
LCCの場合はその他にも料金を抑える工夫があります。
①利用人数が多い路線に絞る(赤字路線は飛ばさない)
②機体を統一することで、補修パーツの管理や整備士を減らす。
③機内サービスの簡素化
ざっとこんなところでしょうか。
これらのことは以前の記事でも考察しているのでよければ、そちらもご一読ください。

さてここまで書いてきましたが、もちろん技術の発展によって安く利用できるのは嬉しい一方で「働き方」についても考えなければなりません。
いままで人がやっていた仕事はなくなっていくのです。
今回例に挙げた二つでは窓口の人が不要になります。
ただ僕は人間の仕事がなくなることはないと思っています。
特に実働が伴うブルーカラーと言われる仕事は、完全無人化まではまだまだ時間がかかるでしょう。

みかん採りも現状機械ではできないのです。

実働するにあたって細かくセンサーをつけると膨大な費用がかかるとともに、そこまでやっても常に違う状況に合わせるのは難しいからです。
それなら人を雇った方がいいということで現状では人がやっている部分が多いのでしょう。
トータルで見ると
①人件費削減で安くサービスが提供できる
②不要な部分の人件費を削減したことでの必要な人材の給与UP
になるのが理想ですね。
とにかく僕は「スマホを制すること」と実働ができるよう「健康」であることは徹底すべきであると思います。
ぜひ参考にしてみてください。

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