アニメ「オーバーロード」から学ぶ:役割を演じるということ
「オーバーロード」とは2018年9月現在、第3期が放映中の人気アニメだ。
概要はこちら、Amazonより
その日、一大ブームを起こしたオンラインゲーム、“ユグドラシル”は静かにサービス終了を迎えるはずだった。―しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい…。現実世界ではゲーム好きの孤独でさえない青年が、骸骨の見た目を持つ、最強の大魔法使い“モモンガ”となる。彼が率いるギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が、いま始まる!圧倒的人気のWEB小説の書籍化。
ここから何を学ぶ?
この主人公、現実世界ではただの人間です。しかしゲームから抜けられなくなり「魔王」的なキャラを徹底的に演じます。
しかし、当然どうやって悪のキャラを演じればいいのかわからない。自分のまわりには、私を崇め、尊敬する眼差しを送り続ける部下たちの視線。
そんな中でも主人公は「演じる」
考えながら、できないことは仲間を頼りながらやる。信頼に応え続けるため、期待値を超え続けるため、そして何よりも彼を慕う仲間のために「悪の大魔法使いになりきる」
このアニメの見所は、彼の「人間的な部分」と「悪の大魔法使い」になりきろうとする葛藤と常に悩んでいること。
「ああ、だめだ、俺今なりきれてない、、、」
実はこれ、急に役職を任命されたリーダーの状況にとてもよく似ている。今回のアニメでは「社長」という役割だ。
課長、部長と望んで任命された人もいるだろう。だがそうでない人もたくさんいる。役職なしのリーダーなんてごまんといる。
そういった役割に絶対という正解はない。
だから日々役職者のための本や、リーダーシップ本が新しく発売されてはトレンドとともに消えてゆく。
我々は任命されたら何をするか?
どんなスタンスで「演じる」のか決めること
他に色々な要素があるが、全て「HOW」についての本が多い。重要なのは「役割」とは何か?を考え、受け止め、まずはしっかり軸を固める。
そして、演じ続けることで「役割」に「能力」が肉付けされていく。
全てのスキルを備え持つ必要はなく、あえて見える弱点を残しておくことも重要になる。
不足分は仲間に「役割」を与えて補完していけばいい。ビジネスをスケールさせる場合、「任せる」ことを繰り返さなければリーダーはパンクしてしまうからだ。
さぁ、どんな「役」を演じようか。
オーバーロードから是非、「役割」への「葛藤」を追体験してほしい。
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