離乳食との戦い
生後半年ごろになると
離乳食が始まる
この離乳食がとてもとても苦手だった
まず、作るのに時間がかかる
食材をその時期に合わせた状態に
すりつぶしたり刻んだりする作業が
とても面倒くさい
また、いろんな食材を1つずつ試すために
その食材を入手しないといけないのも厄介で
普段よく食べる野菜なら
冷蔵庫にあるから簡単だが
あまり食卓に並ばない食材を
(我が家だとセロリとかグリーンピースとか)
手に入れてきて調理する必要がある
離乳食に使う分量はほんの少しなので
残った食材は大人向けに調理して
食べないと勿体ない
普段扱わない食材で
メニューを考える手間が増える悪循環
アレルギーが出ないか確認するため
1日に1品目ずつしか試せないし
新しいものを食べさせる時は
アレルギー反応があった時に
すぐに病院を受診できる
平日の午前中にと
離乳食の本に書いてある。
初めて食べさせる時は
スプーン1匙で様子をみて
翌日量を増やして試しましょう。
離乳食について書いてある
育児本のアドバイスを間に受けていたら
平日の午前中が全然足りない。
ふとSNSを覗くと
可愛い離乳食用のお皿に
バランスよくお洒落に美味しそうに
盛り付けられた離乳食の写真が目に留まる
このお母さん達は
お手伝いさんでも雇っているのかなと
思わずにはいられないクオリティ
我が子に与えているものとの差が
ありすぎて子供に申し訳なくなり
自分が出来なさすぎてとにかく落ち込む
あれ、アップするのやめませんか?
まとめてストックを作っておくと
すぐに食べさせやすいけれど
私の場合そのストックを作るために
かなりの時間を費やすし
冷凍庫は離乳食のストックで
いっぱいになる
新しい食材も試さないといけないのに
ストックの期限もすぐに迫ってくる
毎日毎日
離乳食のことばかり考える日々
ようやく離乳食のストック作りが
終わったと思ったら
今度は大人のご飯作りが待っている
要領のいい人は
大人のメニューの味付け前に
取り分けて離乳食にしたり
するようだけれど
大人向けメニューのレシピには
だいたい下味で調味料をつけろと書いてある
そこを勝手に変えてしまうと
美味しいレシピが
台無しになってしまいそうで
なかなか切り離して考えられない
結果取り分けは難しい。
そしてこんなに手間暇かけて用意しても
全然食べてくれないなんてことが
ザラにあるから
育児はやっていられない。
そんなこんなで
1歳の誕生日を待たずに
私は娘を保育園に入れることを決意する。