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親世代と同じように過ごしても親世代と同じ人生は歩めない ~「家庭」編~

おはようございます。毎日投稿67日目になりました。今日も頑張っていきましょう!

※僕は今大学2年生で20歳なので、以下、親世代とは40代~60代の世代を指しています。

知っておきたい「家庭」と「学び」の話

   皆さんは、これからの人生についてどのような展望をお持ちでしょうか?おそらく、多くの人が親世代と同じように過ごせばそれなりの人生が歩めると考えていることと思います。確かに直感的にはそうですし、それも確実な否定は出来ません。しかし、現状を鑑みるとそのような考え方はやや楽観視していると言えます。
 
   僕たちの親世代、またはその上の世代は「学業→仕事→老後」という3つのステージからなる人生を歩んでいます。しかし、現在は「人生100年時代」と呼ばれるほどの長寿化とそれに伴う各ステージの後ろ倒しが起こっています。ただの後ろ倒しで済むのであれば問題ありませんが、個人視点ではそれが破綻してしまうことも十分考えられます。
 
   そこで、僕が知って皆さんと共有したいと思ったポイントが2つあります。「家庭」と「学び」の2つについてです。

晩婚化は何が問題?

   近年、晩婚化が進行し社会問題ともされています。これは、女性の社会参画などの他の要因もあるかと思いますが、主には学業の長期化によるものです。大学への進学率はグラフを見てもらえれば一目瞭然だと思います。

さらに、10人中1人以上が大学院にも進学しているそうです。僕の家族も、両親は高卒で18歳で仕事を始めていますが、僕の2人の兄のうち1人は20歳(高専卒)、もう1人は22歳(高専専攻科卒)で仕事のステージに入っていて、僕は今20歳で学生生活を続けています。もし大学院に進めば、修士なら24歳、博士なら27歳になります。
 
   親世代は事の成り行きで適齢期に結婚し、家庭をもつことが出来たことと思います。しかし、学業が長期化した僕たちの世代ではそれが事の成り行きで叶うとは限りません。
 
   晩婚化の1番の問題は、不妊にあると考えられます。多くの人は晩婚化の問題を重視せず、30代後半や、頑張れば40代でも子を授かれると考えています。人生の各ステージが後ろ倒しになっていることを考えれば自然なことのように思えてしまいますが、これは間違いです。
 
   たとえ長寿化が進んでも、女性の妊娠適齢期は20代後半で、30代に入ると生殖機能が衰退し始め、年々妊娠が難しくなっていくそうです。男性に関しても、35歳を過ぎると機能は低下していくそうです。
 
   「子供は欲しいけどまだその時期じゃない」「遅くても頑張れば子供は産める」という間違った認識を覆さない限り、日本は超高齢社会に突き進んでいくことになります。そのために認識を変えろと言うつもりは毛頭ありませんが、子供が欲しかったけど時期を逃して叶わなかったという人が現状でも少なくないようで、これからどんどん増えていくことが予想されます。
 
   このようなプライベートに関する話題は避けられがちですが、後悔しない人生を歩むためには必要不可欠な項目となりつつあるのです。

「学び」編はこちらから⬇️⬇️

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