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ワークショップの方法論②「場を汚せ」
「デザイン思考ワークショップの企画・運営・マネジメント」が私の仕事の半分くらいを占めています。ここではワークショップの方法論からちょっとしたコツまでグダグダ書いていこうと思います。
1回目が公式のマガジンに取り上げられて、ページビューがドカンと上がりました。ありがとうございます。鉄は熱いうちにうてということでさくっと2回目やっていきます。
今回のテーマは「場を汚せ」。
整然と並べられた道具は、なにか崩したくないような気がします。テーブルにきちんと座って、ひとりひとつポストイットとペンをもってブレストをやる絵は硬い感じがします。もっとのびのび自由につかわないと、突飛なアイデアとか出る気がしません。だから、ペンや紙など私はあえてやや乱雑にぐちゃっとした感じで配ります。新品だったら開封済みにします。新品のポストイットは割って使いさしにします。でかい紙には「中心にテーマをかけ」といって汚させます。座って押し黙って停滞している班がいたら、立たせたりします。
このようにあえて「場を汚す」ことを促すことをやっていくと次第に場所の使い方の工夫を始めます。紙がならべられないので、床で書き出す班なんかが出てきたらしめたもの。
お試しあれ。
第三回はこちら
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