筋骨格系疾患に対する理学療法について
こんにちは、42条施設の開設準備をしている桜井です。
今回は自分の原点になっている理学療法士が患者さんとどのように向き合っているかを書いてみたいと思います。
というのも、42条施設を立ち上げるにあたって、他のフィットネスクラブとの差別化を図っていかなければいけません。
24時間営業や最先端マシンの導入、カリスマトレーナーの存在、流行の真っただ中のスタジオプログラム、駅チカなどなど…
そういった他施設の素晴らしいところに見劣りしないようにしていかなければ自分たちの生きる道がないと思っています。
そう考えたときに、42条施設の原点である「医療法人が運営するフィットネスクラブ」というところを強みにしていかなければいけない。
医学的に安全で効果的な運動プログラムの提供や、正確な医学的検査に基づいた身体チェック、身体のことで困っていることがあったときの医学的な知識や技術での対応などが自分たちの手札になります。
そして、整形外科クリニックで長年理学療法士として勤めていた自分が武器にしていかなければいけないものの1つとして、痛みを有する方への対応と考えています。
なので、今回は「筋骨格系疾患」という専門的なところから話を進めていきたいと思います。
筋骨格系疾患とは?
まず、筋骨格系疾患とは、
骨や関節、筋肉、神経などに生じる痛みを伴った疾患
の事を言います。
整形外科クリニックで働いていると、
例えば、膝に痛みを有していたり、曲げにくい、伸ばしにくいといった可動域制限や筋力低下などの身体機能の低下が存在し、それが原因で
「長く歩けなくなった」
「しゃがんで草取りができなくなった」
などの活動制限に繋がり、
結果的に
「外出したり家の中の仕事ができなくなってしまった」
というふうに普段の生活に支障をきたしている方を多く担当します。
その際、理学療法士が行うべきこととしては、日常生活に支障をきたしている原因となっている機能低下を改善させることになってきます
(身体機能の改善だけでなく、歩く時に杖の使用を薦めるなど歩行という動作(活動)そのもの対してもアプローチする必要もあります)。
そして、クリニックに来院する方は痛みが原因で生活に支障をきたしているという方が多いため、痛みに対してどのようなアプローチができるかが重要になってきます。
痛みのメカニズム
では、痛みに対してアプローチするにあたって、痛みのことについて詳しくみていく必要があります。
痛みといっても様々な種類の痛みがありますが、大きく3つに分類されます。
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