テツヤ

B'zが好きな会社員の気ままな日記。 ニューデリー在住。インド生活5年目。 …

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B'zが好きな会社員の気ままな日記。 ニューデリー在住。インド生活5年目。 性、インド、仕事、趣味、その他いろいろ。

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#2. ストリップ

さて、noteを始めたはいいが何を、いや、何から書こう。考え出すと意外と色々話が浮かぶが、先ずは最近熱を上げているストリップについて。 「ストリップ」と聞くとどんなイメージだろう。多分「演者である女性が"何となく"舞台に上がり"何となく"踊ったり猥雑なことをするんじゃないの?」という連想をするのではないだろうか。多少なり自分はそう思っていた。今これを書いている自分はストリップを嗜むようになりまだ1年経っていないが、そんな自分が冒頭のイメージの話を語るなら「それは全然違う」と

    • #47.【短編】You and me

      秋めいた時節が過ぎ本格的に肌寒くなる季節が始まる。年末に向けて気分が高揚していくのは、厳しい寒さやそれ故に感じることのできる暖かさ、そうした四季の機微に満ちた味わいを享受できる喜びがあるからだろう。 先月、遂に日本への帰任の辞令が出た。約5年に及ぶ駐在生活も終わりを迎える。「やり遂げてきた」という充足感と「やり残した事は無いか」という焦燥感が共存する形容し難い心持ちだ。数え切れない失敗や挫折を経て学んだことを総括するならば「思ったよりも世界は狭くて広い」というところか。後は

      • #46.【短編】熾火

        好きな歌詞がある。これを歌った時点で彼女は「勝ち」だと思った。何に対してかは分からないけど、それでも彼女は確かに勝ったのだと思った。一番綺麗な私って、いつの時のことを言っているのだろう。言葉だけのイメージだと何となくバージンのことかと思うけど、それだと、経験した後の私は、ずっと、いつまでも経験前の私に及ばないということになってしまうのか。それだと何か悔しい。勝ち目ないじゃん。まぁ、曲全体を見ると儚い愛の歌だから多分違うだろうけど。純粋さの中に在る、ある種の玲瓏な美しさを尊く感

        • #45. バングラデシュ旅行の話 後編

          <2日目> 前編はこちら。 2日目のスタートはランチから。はい、夜更かししたので朝起きれませんでした。ただ「キヨォ(かわいい)」と「チンチャ?(本当?)」をマスターしたから後悔はしていない。 ランチは「Radhuni Restaurant」へ。旅行サイトでも高評価で有名なレストラン(というより食堂)と思うが、英語表記のメニューは無く割とローカルな部類の店だと思う。「チキンorベジ?」とだけ聞かれたので「チキン」をチョイス。それに加えてビーフのカレーも追加。米は何の種類か

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        #2. ストリップ

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          #44. バングラデシュ旅行の話 前編

          2泊3日で行ってきた。国名の「バングラデシュ」はベンガル語で「ベンガル人の国」という意味らしい。バングラは日本の約4割程の国土面積なのに総人口が日本の約1.3倍という、世界最大の超人口過密国(北海道に約8,000万人がいる計算)で、一時は「世界最貧国」と言われていた国でもある(2018年度のジニ係数は39.50)。インドからのアクセスが便利なのでいつか行きたいと思っていたが後回しにしていた。ある日ベロベロに酔った時にカップヌードルを食べながら「そろそろ行くか」と思い立ち、ノリ

          #44. バングラデシュ旅行の話 前編

          #43.【短編】齧

          雨の日は陰鬱な気分になる。「今日はあなたの日ではないよ」と告げられているような気がするから。勝手に決めないで欲しいけど、雨にとってだって「雨じゃない日」があるのだから大目にみることにした。 噛んで欲しくなる時がある。もちろん誰でもいい訳じゃないから、いつも断らないでいてくれる安心感はありがたい。性欲を開放する為だけの画一的な手段でもなければ、認識できないほどの絶望に打ちひしがれた時の救いを求めるものでもない。ただの私の我儘だ。 まだ少し肌寒さが残る夕方。待ち合わせはいつも

          #43.【短編】齧

          #42. ネパール旅行の話 後編

          前編はこちら。 <2日目> さて翌日。軽めの朝食をとりチェックアウト。この日の観光はホテル近くの「Boundhanath Stupa(ボダナートストゥーパ)」からスタート。Stupaとは仏塔のこと。ここは世界のチベット仏教の中心地であり、世界遺産登録されている。仏塔だけあるのかと思ったらぐるっと1周様々なお店があった。仏塔には四面ブッダアイが施されているので、そこを見ればいつでも仏陀と目が合う。マニ車(1回転させると1回経を読むのと同等の徳を積んだとされる宝具)を回しながら

          #42. ネパール旅行の話 後編

          #41. ネパール旅行の話 前編

          2泊3日で行ってきた。元々2年半くらい前に行く予定でチケットも取っていたけどコロナの為キャンセル。ネパールの楽しみはヒマラヤトレッキングだったり、かなり前にネットで見たけど、何か有名な占い師が山の麓だか街中だかどっかにいるとか何とか(曖昧にも程がある)。今回はそのどちらもやってないけど楽しかった。それではスタート。 デリーからカトマンズまでのフライトは往復で大体3万円くらい。片道約2hで手頃な行き易さも良い。1240着のフライトでオンタイム。空港からは青空と山々が映える。

          #41. ネパール旅行の話 前編

          #40. あーぁ。

          先日、対外的なプレゼンを行う機会があった。与えられた準備期間は1ヶ月。他の業務との兼ね合いを考えると絶望的なスケジュールだった。とはいえ、やるしかない。他社の人との合同プレゼンなので自分だけできません、間に合いませんとなる訳にはいかない。 話の主軸はインド以外の国のことだったが、インドに関連した内容も盛り込む必要があった為、確認・質問事項を纏めスタッフへ投げていた。大体こんな感じで。 すると早速「了解、△日まででも大丈夫?」と来たのでOkと。△日もバッファを持たせた日程な

          #40. あーぁ。

          #39.【短編】告解

          大切なものを手離した。失ったのではない。掴んでいたものを、自らの意思と選択で。それなのに傷つく自分の傲慢さに腹が立つ。その資格は、少なくとも、どう考えても自分にあるはずもない。 後悔しない道を選ぶのが難しいのは、目の前にある選択肢の解釈が自分に委ねられていて、顕在化したその自由と責任を背負うことへの担保が保証されていないからだろう。いつも正しい道を示せる誰かが「あなたが選ぶべきはこっちだよ」と言ってくれたらきっと楽だけど、そうはいかない。その日に傘を持っていくかどうかよりも

          #39.【短編】告解

          #38. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 後編

          中編はこちら。 さて、カーリー寺院を出たのはちょうどお昼時。ベンガルステーキを食べられるとの情報を見ていたので、タクシーで「LYTTON HOTEL」へ。が、ホテルへ到着しフロントスタッフへ聞くと、2年前にレストランはCloseしたとのこと。仕方ないので、そこから歩いて「The Bhoj Company」というお店へ。ここも割と観光客にも有名なレストラン。オーナーは日本で生活していたこともあるようで日本語堪能。身が詰まったエビカレーはマイルドで美味かった。 食事の後はイン

          #38. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 後編

          #37. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 中編

          前編はこちら。 *中編はヤギ断首の様子を生々しく書くので、苦手な人は後編へ。 (途中までは大丈夫!描写へ入る前に"ここから"と書いておくよ) 迎えた翌朝。うーん、がっつり雨が降っている。まぁ時期的にも仕方がない。『GANT〇:G』と『狂四郎203〇』を読んでいると15分程で小雨になったのでチェックアウトし出発。 先ずは午前中のみ行われているという「ヤギの断首儀式」を見る為カーリー寺院(Kali Temple)へ。カーリーとは、破壊と再生を司るシヴァ神の妻の一人。殺戮と破壊

          #37. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 中編

          #36. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 前編

          1泊2日でコルカタへ行ってきた。コルカタはインドの西ベンガル州の州都。イギリス領インド帝国時代の前半は首都機能を有していた大都市で、元々は英語化された「カルカッタ(Calcutta)」という名称が使われていたが、2001年にベンガル語の呼称である「コルカタ」へ変更となった。有名な観光地は、生前マザー・テレサが活動拠点にしていた「マザーハウス」、収蔵物が5万点を超える「インド博物館」、ヤギの斬首を行い供物とする「カーリー寺院」辺りだろうか。挙げた場所は全て行ったし、それ以外にメ

          #36. インド旅行記:コルカタ(Kolkata) 前編

          #35. インド旅行記:カジュラホ(Khajuraho)

          旅行記の記事が結構続いている。これから行く所も含めてあと4ヶ所分くらい書く予定でいるが、思い返しながら書くのが結構楽しい。旅行中「これ絶対ネタになるじゃん」と思う出来事に出会うとテンションが上がる。何でもネタにして楽しめばいい。惜しむらくは、noteを始める前にも色々行っていたがそれを書き残しておかなかったこと。アムリトサル、レー・ラダックとパンゴンツォ、ダージリン、チァンディーガル等々。全部書いてたら5万字分くらいは書けたと思う。旅行記でなくてもいいけど、いつか本を出したい

          #35. インド旅行記:カジュラホ(Khajuraho)

          #34. インド旅行記:バラナシ(Varanasi) 後編

          前編はこちら。 チャンドゥンをゲットしマニカルニカーへ歩いていると「それいいね」と結構声をかけられた。やはりチャンドゥンは間違ってなかった。チャンドゥンは正義だった。びしゃびしゃの花環をかけられた時はテンション下がったけど。10,000ルピーと言われた時は「"とりあえず言ってみたろ"じゃねーよ」「どこに勝算見出してんだよ」と思ったけど。 と、歩いているとマニカルニカーガートへ到着。眼前の火葬場は24時間稼働。ここでも声かけてくるガイドは勿論いるが、個人的にここはガイドに乗

          #34. インド旅行記:バラナシ(Varanasi) 後編

          #33. インド旅行記:バラナシ(Varanasi) 前編

          バラナシに行くのは4回目。たまに無性に行きたくなるガンジス川。何だろうねあの雰囲気。川沿いを歩き、座り、眺め無心になる。「何もしない」をする贅沢。1泊2日。何気に初のインド一人旅。それでは、スタート。 今回は往復路フライトで行くことにした。予定通り1030に出発し、1150にVaranasi空港へ到着。事前手配をしていたタクシーに乗り込み、1h程でゴードウリヤ(Godowlia)交差点へ到着。タクシーを降りるとゲストハウスのオーナーがいた。「今から娘が宿まで案内する」と言い

          #33. インド旅行記:バラナシ(Varanasi) 前編