海外旅行へ行くならマルタ共和国がいい
2017年にフォトコンテストをきっかけに、マルタ共和国へ行きました。
今でも定期的に発作のように行きたい気持ちが込み上げてきます。
なぜそう思うのか、マルタの魅力を少しご紹介します。
マルタ共和国の概要
地中海に浮かぶ小さな島国で、イタリアのシチリア島の南に位置します。国土面積は316 km²で淡路島や東京23区の半分程度、人口は約43万人で金沢市(約46万人)よりやや少ないぐらいです。
規模的な特徴として、人口密度が世界で4〜5位を行ったり来たりしている国です。
そのため都市部では、これだけ住宅が密集しています。
(首都バレッタからスリーシティズ方面を撮った様子)
イギリスの植民地だった歴史があり、公用語は英語となっています。
地中海の島国ということで気候は温暖で、ヨーロッパで英語の語学留学をするのに人気の国という風に聞きました。
ただし私が行ったのは1月で、気温は15〜20度でしたが風が強くて、乾燥がひどく、ペットボトル飲料が欠かせない感じでした。
冬の北陸は平均湿度で70%越えなので、より強い洗礼を受けました。
どれぐらい強風かは、この波の高さを見てもらえればわかるかと思います。
マルタの良いところ1:人が良い
ここからはなぜマルタにまた行きたいのか、その理由を3つ紹介します。
まず1つ目に、人が良いと感じました。
この写真は、ホテルが多くあるセントジュリアン付近の坂道にある八百屋さんですが、カメラを向けると右側のおじさんが「Nice picture!」と笑顔で声を掛けてくれました。
マルタに着いた初日だったので、不慣れな土地に緊張していましたが、その気持ちが和らいだ瞬間でした。
その後を旅の道中カメラを構えているとおどけてくれる人が多く、人の良さを強く感じました。
ガイドブックでも治安は良好で、一般的な観光地での注意さえ払っていれば夜間一人で出歩いても比較的安全と書いてあるので、個々の人の良さが治安の良さにもなっているのだと思います。
夜のセントジュリアンはこんな感じです。
マルタの良いところ2:世界遺産の首都がきれい
マルタと調べると一番に出てくるのが、世界遺産に指定されている首都バレッタの坂道で構成された都市の様子です。
地中海の補給地として利用され、都市が要塞のように作られています。
海側から見ると要塞の感じがよくわかると思います。
要塞の中心に行けば行くほど高く、そこが都市の主要な場所(教会など)担っています。
坂道の間から見える青空、統一された建築デザイン、よく見ると坂のてっぺんで歩く人なんてスナップ撮影が楽しい場所でした。
マルタの良いところ3:内陸部の田舎の雰囲気が最高
マルタには首都の他にもう一つ世界遺産に指定されている町があります。
それが内陸部のイムディーナです。
マルタ島で一番の高台に立地し、海が見渡せる軍事的要所として栄えた町です。
もう写真から感じて欲しいのですが、高密度な都市部と比較して何もない草原や畑が広がり、そこに石積みの塀があったり、サボテンが群生していたり、ヨーロッパとアフリカの中間の不思議な雰囲気が感じられます。
そしてその先にある城塞都市がイムディーナ。
都市に向かうまでのアプローチに、心がグッと掴まれました。
肝心のイムディーナは、本当に小さな町で、隅々回っても1時間もかからないぐらいです。
オススメは夕暮れから夜にかけての雰囲気です。
その他にも魅力はいっぱい
3つに絞ってお伝えしましたが、その他にも食事がイタリアンで美味しいとか、物価がユーロ圏で安い方だとか、公共交通機関はバスしかなくてシンプルだとか、ゴゾ島という離れ島が良いらしい(前回行けなかった)とか、行きたい理由はたくさんあります。
死ぬまでにあと3回は行きたいなーマルタ共和国。
建築と写真で素敵な生活のサポートをしたい