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VRアニメーション"THE DREAM COLLECTOR"

本日のnoteでは、VRアニメーション"THE DREAM COLLECTOR"をご紹介します。この作品は、中国のVRスタジオで精力的に作品を発表しているPinta Studiosによって2017年に作られた作品で、第74 回ベネチア国際映画祭やアヌシー国際アニメーション映画祭 2017をはじめ、世界各国の映画祭で上映されています。

私はOculus GoでVeeRというアプリを使って無料で試聴しましたが、VeeRは他にもOculus RiftやPico、HTC VIVEやGear VRなど様々なデバイスに対応しているので、色々なVR映画を楽しんでみたい方にぜひオススメです。

あらすじ

ある年老いた男性が、よくはしゃぐ可愛い犬と一緒に、ゴミ捨て場の中にある家で暮らしています。彼らは誰かが捨てたゴミの中から、モノをより分けて日々を過ごしているのです。

そのゴミ捨て場には、壊れたギター、破れた野球のグローブ、しぼんだサッカーボールなど、人々が捨てた夢の残りで溢れています。

その老人の魔法の手にかかると、それらの「ゴミ」は手直しされ、そして夢を大切にすることを伝えるために、また違う人々の元に贈られていきます。

感想

私は何年か前にこの作品を一度見る機会があり、今回改めて見直してみたのですが、今見てもピクサーのショートフィルムのように、万人がほっこりとした気持ちで楽しめる素晴らしい作品だなと思いました。

まず見ていて面白いなと感じたのは、「人々が捨てた夢の残りを拾い集める」というストーリーの設定です。冒頭のシーンでは、おそらくギタリストになる夢を諦めた青年が、橋の上からゴミ捨て場にギターを投げ捨てるシーンから始まります。

このシーンから物語に引き込まれていくのですが、実はこのシーンで出てくる青年はこの後にも登場し、伏線が回収されていきます。そのあたりのストーリー構成もシンプルながら良くできていて、最後には気持ちよくラストを迎えることができます。

またアニメーションのクオリティも、2017年当時の作品としてはとても良く作られており、キャラクターも可愛らしく、きっと子供にも人気の作品なのではないかと思います。

以上、簡単ではありますが、今日はVRアニメーション"THE DREAM COLLECTOR"のご紹介をさせて頂きました!

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