振り返り。【カンボジア滞在1ヵ月】
カンボジアに来て、1ヵ月が経った。
日本とは全く異なる生活環境下ではあるけど、1年前に数週間滞在していた分、そこまで大きな戸惑いもなく過ごせている。
簡単に、この1ヵ月のカンボジアでの生活を振り返る。
①ごはん
住んでいる場所の近くイオンなどのショッピングセンターがあるので、そこで半額引きなどになっている商品を狙ったり、最高においしい屋台飯が食べられるところが数か所あるので、そこも利用させていただいたりしている。
僕のおすすめは家の近くにある$2.0で食べられるチャーハン。
チャーハン(目玉焼きのせ)・肉団子入りスープ・漬物・お茶がついて$2.0なので、とってもおとく。店の人に顔を覚えてもらっていて、行くとめっちゃ笑顔で手を振ってくれるのがうれしいところでもある。
1日2食が基本だけど、この1ヵ月は1食の日の方が多かった気がする。
気が付いたら夕方になってる。。。みたいなこともたくさんあるので。。。
②移動
基本的に、借りているバイク(125㏄以下)で移動している。
僕がこちらに来た6月~は雨季に当たり、まとまった量の雨がざっと降ることも珍しくはないので、その場合はトゥクトゥクを使うこともある。
※雨の中をバイクで走ることの方が多いけど。。。笑
車よりもバイクの方が多く走っており、隙間を縫うようにバイクは走っていくため、リアル版マリオカートかと思うくらい危険だと感じている。
本当に事故を起こしたらいろいろと無駄にすることが多いし、なによりケガをしたくないので、安全運転を心がけよう。。。
③活動環境
コーチとして活動する際は、もちろん練習会場に行き、そこで指導を行う。
会場はいくつか点在しているので、予定に合わせて様々な場所に行く。
MTGや作業をする際は主にカフェに行く。求める条件はWi-Fiの速度・強度、騒音の有無、よく来ている他のお客様の態度などなど。いくつくお気に入りを見つけているので、そこをぐるぐる回すことが基本だが、冒険することもしばしばあって、あんまりだなぁ、というカフェに巡り合うことも。。。笑
その他、主にプノンペンの州内のいたるところに出向いて(主に街中だけど)、事業に活かせることが無いかを調査している。
④衣類
移動時は長袖の上着を着ることが多い。コーチとして活動するときは、基本的に半袖のウェアを着用。
こちらの友人に確認すると、まだ雨季だからマシと言われるが、日差しが強すぎて肌が痛いので、日中の移動や外での活動をするときは、なるべく長袖を切るようにしている。
日焼けはもはや気にしていないけど、長袖着ていた方が肌が痛くないし、直射日光が肌に当たらない分、涼しいまであることも。。。笑
⑤人
こちらに在住の日本人の方、カンボジア人の友人など、旧知の繋がりから新たな出会いまで、様々な人との繋がりを大切にしている。
組織の代表を務めている人、日本法人の一員として働いている人、現地法人に勤めている人、、、何かしらのバックグラウンドを持ってこの地にたまたま居合わせていることがすごく奇跡だと思う。
関わりを続けてくれる人やその時点から疎遠になった人など、いろいろあるが、結局様々な考えに触れ、吸収し、自分を伝え、反省する良い機会を創ることができているので、すべて自分にとっては必要なこと。
日本にいながらオンラインで会話してくれる人も多くいて、人の縁に恵まれていることを実感する日々を過ごしている。
何やら7月下旬からいろんな人との出会いがまた加速しそうなので、すべての出会いを楽しみつつ、たくさん吸収して、吸収した分に自分の持つ何かを混ぜ合わせて、いろいろなところで還元していきたい。
⑥ローカルスクール
こちらのフリースクールに数度訪問させていただき、子どもたちとの触れ合いの時間を設けていただいている。
日本で先生として働いていた人が退職後にボランティアとしてサポートに来ており、その人たちから現地の人たちに対しての関わり方や立ち居振る舞いなど、とっても多くのことを学ばさせていただいている。
何かの機会に恩返しをできればと考えているが、まだまだ価値提供できることが少ないと感じているので、小さなことから始めて、少しずつかたちを創っていくことができればと考えている。
⑦観光
積極的に観光地と言われているような場所へ行ったかと言われればそうではない。もはや行けていない。ということにまずさを感じたので、ささっといけそうな、通過はするけど停まりはしないメコン川沿いの映えスポットへ。
近くに王宮や芝生の広場、何かの像があったのでとりあえず訪問&撮影。
王宮っぽいけど違う感じのした建物では、卒業式なのか何なのか、すごい数の人がいてとても中に入れるような状況ではなかったので、入場は断念。
メコン川沿いで一人景観を楽しみ数枚撮影していたら、ごついカメラを持ったおじさんが近づいてきて「撮ってやるよ!」ということでいろいろポージング。撮影が終わった後笑顔で近づいてきたので何事かは察知。案の定、「1枚2$で買わない?」と言ってきたので、ごめんねしてそそくさと退散。労力になってしまうから、撮る前にしっかり聞けばよかったね。カメラマンさん、ごめんなさい🙇
せっかくカンボジアにいるのだから、もっといろいろな知らない世界を見に行こう。ということで、次の1ヵ月からは、最低でも月1回はどこかに観光に行くことを目標にしよう。
⑧筋トレ
設備充実しているわりに、支払う金額が「安すぎやしないか?」と心配になるジムがたくさんある。数軒利用させていただいた。
その中でもお気に入りが、こちらにいる友人に紹介していただいたジム。金額もさることながら、管理人のおばあちゃんの優しさが染みる。ジムの中で自分をいじめた後のおばあちゃんの笑顔に癒されまくっている。そのおばあちゃんがいるから、僕はここに通い続けているような気がする。きっと間違いない。人柄って大切なんだということを改めて確認した。
⑨体調不良
こちらに来て初めて食あたりになった。
腹痛からの下痢、嘔吐と本当にただの食あたりになり、改めて気を付けなければと思わされた反面、ようやく東南アジアというか海外に来たという実感を食事を通して感じた。良い経験になったなという感想。
ただ、腹痛などの真っ最中は本当にしんどくてネガティブな思考にどんどん落ちていくので、もう二度とはなりたくない。
⑩天気
②移動のところでも少し触れたけど、今の時期は雨季にあたり、比較的涼しく、突発的な大雨が降る。これを書いている今、カフェの窓の外を見ると、大雨警報ですら生ぬるいのではないかというくらいの量の雨が降っている。
洗濯物を干すタイミングとか移動の時の持ち物とか、多少気をつけておかないと大変なことになることがあるので、注意が必要。
という雨の大変さもあるけど、基本的には晴れの暑さが尋常ではない。
慣れないと涼しさと暑さの差がえげつなく感じるので、体調管理も徹底しなければ、と思うばかり。
今自分が取り組むことは、うまくいかないことが圧倒的な数を占める中で、
どうしたらこの状況が好転するのだろうか
どうしたらもっとよりよくなれるだろうか
そんなことばかりを考えている。
ほっとくとネガティブな思考に引っ張られるので、できる限り意識的にポジティブな思考を保とうとしている。
自分一人ではどうにもならないこともたくさんあるし、誰かの方が詳しく、クリティカルな意見をいただける場合の方が多い。
それに、誰かの力を借りられるようにすることが一番大切で、僕自身の課題でもあるので、積極的に人に話すようにしている。
日本・カンボジア・その他問わず、仲良くしてくれる人に相談したり、理想を語ったり、あらゆる面で強めの人にお話してみたり、、、
いただく言葉は違えど、多くのフィードバックは
サポートできたらするよ!応援してるね!
というプラスっぽいけどあまり期待はしてはいけない言葉と
○○があるからきっと厳しいね。
これは△△の理由で無理だと思うな。
というような明らかなマイナスの言葉。
その2つで占められているように思う。
もちろん、自分のリサーチや知識、情報の伝え方の不足など、
完全にこちらの不備が原因だなと思うことばかりなのだけど、、、
それでも、
これをこうやったら少しは戦えそうではないか?
ここのこの部分は我々の方がよりよくできそうではないか?
と突破口や勝てそうなポイントを小さくでも思い描く。
いただい言葉の中の、
マイナスであっても自分のことを真に思って建設的な意見となっているもの
プラスの言葉の中で、自分の心を支えてくれるもの
新しい角度からの意見でより思考や事業を深く、広くしてくれるもの
自分の中で整理して、取捨選択して、活用していく。
第4弾の実写映画の公開が始まった、僕の大好きなマンガにこんな言葉があることを思い出した。
(とっても見に行きたい。切実に。)
事業を創るものとして、そこに住む人たちや関わりを持つ人たちを無視するような自分勝手なものはだめ。
だけど、僕自身の理想を持ち続けることは非常に大切で、その理想を追い求めて生き続けていくことが、僕自身の目標を達成し、目的に近づいていくことができる要因なのだと思う。
僕の人生のビジョンであり、生き方をそのまま表す言葉だと考えている。
大切な誰かを支えるために、個人としても組織としても強く在り続けたい。
会社を辞めてカンボジアに来たことが、僕にとっては大きな挑戦の一歩目。
二歩目は何で、どうやって踏み出すのか。
理想に対して、愚直に、ひたすらやるべきことを淡々とやっていく。
僕は感情で動きがちなので、そこのところを意識してやっていかないと、すぐわき道に逸れてしまう。
だからこそ淡々とを繰り返しやっていく。
毎日のたった1mmの積み重ねを大切に。
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