FAX廃止論者に対するイライラ
私がFAX廃止論者の言説を聞くたびにイライラするのは、まあ言うまでもなく私が10年以上前からネットFAX(eFAXとかね)使っていて、PDFで情報受け取れるし(そしてSkypeで受け取るなり、Zapier組み合わせるなり、あらゆることが可能)、PDFやWordからほぼ数十秒でFAX送信可能だったりして、こういうエクスペリエンスがあるからこそなんだろうなあ、と。
具体的に描くと、Skypeに送る事だってできますし、LINEだってOKでしょう。API駆使すればあらゆるメッセンジャーサービスに。或いは、IFTTT組み合わせて、FAX履歴をすべてExcel(Google Docs)とか。まあ楽勝。メールで来るのではなく、専門のアプリでも受け取れます。メールは「FAX来たよ」って言う通知だけにすることも可能。
SPAM FAXって言うのはメールのように大量に来ることないですから(相手にカネかかるんで)、確実に情報を受け取りたいときは依然としてFAXが吉です。PDFで自動化してその後無料で(メールにして)受け取る限りにおいて受け手は無料ですし。偽陽性とか偽陰性に(False Positive / False Negative)苦しめられることもありませんし。
また、同じ情報をある程度複数名に送信したい、けれど、確実に送りたいっていうときも、やっぱり有効ではあります。BCCを間違えてCCにして情報漏洩した、なんてのもあり得ますまい(笑)
DXって言うのは、本来、ネットFAXの普及であるとか、そういうのを組み合わせたものを指すんじゃないでしょうかね。
デジタル庁とやらがやるべき「DX推進」は、そっち方面(FAXをもっと「ネットFAXの形で」普及させよう!廃止をするのではなく)だと私は思いますけど。門外漢なトップと組んだ頓珍漢な人たちが牛耳ってて不幸ですね。
ネットFAXで出来るソリューションをイメージ出来ない人(例えば、紙を使わずにあらゆることが出来てしまう:勿論紙を使っている相手のことを意識する必要はない)が、「FAXなんて世の中からなくせ」と言ってしまえば、頓珍漢なデジタル庁や総務省はその方向に行きますよね。民主主義ってそういう事ですしね。
私は、DXと言うのは、"例えば"既存のFAXをインクルージョンしつつ、あらゆる形態に情報が加工・流通できることにあると思っていて、その発想からすれば、"FAXの廃止"なのではなく、メールの不便な点(スパムフォルダ、結構おかしなことになりますよね。情報送信が無料だから)とSNSメッセンジャーの不便な点(一覧性のなさ、積みあがりづらい履歴、サービス停止の危険性)をFAXをネットFAXにすることでの "Re-Invent" なんかを指すんだろうなあと思ったりはしますけどね・・。
10年以上のFAXの履歴、PDF添付のメールで保管されています。メールソフトのインポートエクスポート使っているから、20年以上前のメールとともに、過去の履歴見れるわけです。これは「個人」で実現していることではありますが、大企業含めたあらゆる「企業」にとっても、有益なことだとは思いますけど、どうでしょうかねえ??
結論
画像:ミャンマーのMR(Myanmar Railway)の切符
アナログにこそ「アジ」がある・・。^^;
追記:Zapierと他のCSaas使って、例えば、Skypeで日本の番号を取り、CSaaSの米国番号に転送する形でFAXをPDFで受け取り、メールではPDFを添付、SMS(MMS)にファックスの到着を知らせる、みたいなことだって、可能だったりします。ちょっと試験してみたけど、それほど難なくできたなあ。 "Programmable FAX" …