タイ人の「金銭感覚」って?
タイ人の「金銭感覚」ってどんなもん?って気になる方も多かろうと思うので、最近気づいた点。
*日本人感覚(タイ人視点)の通常感覚を考慮するなら、バーツの「10倍」を円表記した値
あたりが、大体正しい数値かなと思い始めています。
例えば、食費。屋台で食べるモノは大体35バーツ(100円強)くらいです。これに10をかけた、350円、と言うのが、「日本の東京」での食費で「高い安い」を決める数値、って思うと良いのかなと。日本食は、私が見ている限りでは、150バーツくらいが多いです。日本円だと450円ですが、日本人感覚(タイ人視点)だと日本での「1500円」相当。これを高いか安いか、と見ればよいかなと。
因みに、セブンイレブンのセブンプレミアム・カシューナッツが、20バーツ(60円)ですが、日本人感覚(タイ人視点)だと日本での「200円」かなと。20バーツあれば、プロモーション無しの時に、600ml(本来は500ml)のペットボトルが1本買えます。焼き鳥は、安い処で10バーツ、バンコクで一般的に今は20バーツです。それぞれ100円、200円@ 日本人感覚(タイ人視点)。
セブンイレブンの時給は、昔はもう少し(10年前で25バーツとか?)安かったようですが、今は40バーツだそうです。日本で言う「400円」と言う感覚でしょうから、日本人・タイ人にとっても、安いと感じるかと思います。日給の(タイ王国バンコク都での)最低賃金法による値は300バーツだそうですから、「3000円」・・矢張り安いかな。
タクシーの初乗りは35(105円)バーツなので、日本人感覚(タイ人視点)では350円。これも安いと感じるでしょうかね。
バンコク都は、首都であることを考慮しつつ、新築のコンドミニアム。10000バーツから12000バーツの家賃でSTUDIOタイプが最近目立っていますが、日本(東京)で言う10万円-12万円/月。まあ、妥当な路線。私が記憶している港区芝の高層マンションの大体同じ条件で(私の時は50万円/月、最初の提示額は80万円)、確かに50000-80000バーツは存在するし、その低位階は20万円くらいだったので、こちらで言う2万バーツ。これもよく見かけるレベル。
タイ人を雇う場合、大体10000バーツ-12000バーツで始めるようです。日本で言う10万円/月くらい。日本語がそれなりに出来て、単純労働ではないマーケティング職、などで20000バーツ/月あたり(日本人で言う20万円感覚でしょうか)。この層でも、比較的、日本旅行などを楽しんでいるとの事です(1年に一回とか)。マネージャ層や、一般的に外国人の最低が、50000バーツ(15万円)ですので、50万円程度の高給取りと思われているという事になります。
こういう数字は、結構、タイ旅行をするときに、どれくらいのチップを払うべきか、であるとか、そう言うのには使えそうです。金額交渉全般。あまり多い金額を渡すことが、「その人の為」になるとは限らないですからね。100バーツのチップをあげてるという事は即ち、「1000円日本で他人に渡してる(貰ってる)」のと同じ事なんですよ。・・・それって妥当ですか?ってね。
まあ、長々と書きましたが、こんな感じです。参考になれば!