これから始まる終末について

人間の歴史を参照しつつ、既に始まっている「文明の終わり」のかたちについて想像したりするアカ。  エブリスタで書いたものを転載したりしています → https://estar.jp/users/153744291

これから始まる終末について

人間の歴史を参照しつつ、既に始まっている「文明の終わり」のかたちについて想像したりするアカ。  エブリスタで書いたものを転載したりしています → https://estar.jp/users/153744291

最近の記事

クルド人ヘイトデモ禁止の判決が出た埼玉。左翼って言うのはほんとうに、既存の社会秩序を破壊するためなら何でもするんだな、というのがわかる。破壊の後に混沌が広がることこそ彼らの利益なのだ。

    • DS問題の根っこと言うのは例えばエプスタイン島とその一味の問題ではなくて、ごく一部の人たちの意思決定で行われたプロパガンダが本当に世界を変えてしまえる、と言う構造自体にある。トランプはDSを破壊できるかもしれないが、プレイヤーを変えて同じことは繰り返されるだろう。

      • 省人化が次代のトレンドである。

         ウクライナ戦争が証明したのは、21世紀の国家を勝利に導くのは高度な技術による省人化だという事実だ。  合衆国やユーロやイギリスで起きていることも、グローバリズムからの反動ではない。省人化経済への移行である。  近代、労働者の力は生産力であり、生産力は軍事力であり、また生産力は消費の力でもあった。強国とは、それが移民であれ植民地の有色人種であれ、マンパワーを持つものであって、例えば広大な国土を持つメキシコは、それに見合う人口を持たなかったがゆえにアメリカに蚕食された。  

        • ディープステート解体のあとにはイーロンの一人ステートが来ると思ってる。

        • クルド人ヘイトデモ禁止の判決が出た埼玉。左翼って言うのはほんとうに、既存の社会秩序を破壊するためなら何でもするんだな、というのがわかる。破壊の後に混沌が広がることこそ彼らの利益なのだ。

        • DS問題の根っこと言うのは例えばエプスタイン島とその一味の問題ではなくて、ごく一部の人たちの意思決定で行われたプロパガンダが本当に世界を変えてしまえる、と言う構造自体にある。トランプはDSを破壊できるかもしれないが、プレイヤーを変えて同じことは繰り返されるだろう。

        • 省人化が次代のトレンドである。

        • ディープステート解体のあとにはイーロンの一人ステートが来ると思ってる。

          承認欲求なんて忘れてしまえ

           承認欲求と言う言葉が盛んに使われるようになったのは、いつ頃からだろうか。少なくとも20世紀にはほとんど耳目にのぼらなかったように記憶している。  言葉自体はあった。ご存じの通り、マズローの欲求五段階説である。  生存に不可欠な基礎的な要求から、文明社会で幸福感を得られるための高度な欲求まで、欲求(欲望)の種類を五段階に分け、ピラミッド状に積み上げたやつ。見れば、「ああこれか」と大だいたいの人が思い出すことと思う。  自己実現の欲求  承認欲求  所属と愛の欲求  安全欲求

          承認欲求なんて忘れてしまえ

          悪の実在について

          正義の反対はもう一つの正義である、というのは日本の大人が大真面目に信じていることのひとつだが、ならばエプスタイン島にある正義とは何だろうか。中国共産党が法輪功の信者の内臓を生きたまま摘出して臓器売買に充てていることの正義とは何だろう。 一神教的に考えるならば、神は悪の存在しえない世界を創ることもできたが、そうしなかった。 一神教徒は自由意志と言う耳なじみのいい言葉でこれを合理化しているが、ネグレクトを受けて生まれて二か月で死ぬ子供や、紛争地帯で飢餓や怪我や病気で死ぬ五歳の

          戦争も暴動も存在できない世界は、最悪のディストピアになる可能性がある。

          戦争も暴動も存在できない世界は、最悪のディストピアになる可能性がある。

          誰の代表でもない人たちが権力を握って陰から世の中を動かすというディープステート、陰謀論的に言う人たちがまだいるけれど、財務省みたいなもんだと思えばわかりやすい。財務省は制度の中にいるからまだ対処できるけれど。

          誰の代表でもない人たちが権力を握って陰から世の中を動かすというディープステート、陰謀論的に言う人たちがまだいるけれど、財務省みたいなもんだと思えばわかりやすい。財務省は制度の中にいるからまだ対処できるけれど。

          ハロウィンといえば都会の若者のバカ騒ぎ、と言う印象。 しかし、ハレとケのメリハリがなくなった現代では、どこかでそういう無秩序が許されるべきかもしれない。 ただそれは、法の下の権利としてのカオスではなく、神々と宇宙の秩序の一部としてのカオスであってほしい。 ……無理か。 

          ハロウィンといえば都会の若者のバカ騒ぎ、と言う印象。 しかし、ハレとケのメリハリがなくなった現代では、どこかでそういう無秩序が許されるべきかもしれない。 ただそれは、法の下の権利としてのカオスではなく、神々と宇宙の秩序の一部としてのカオスであってほしい。 ……無理か。 

          すべての社会で権力の継承には儀礼が伴う。選挙もそうした儀礼の一つであろう。儀礼を通して、統治される側は統治されることを受容する。神の摂理が民主主義の原理と言い換えられただけで、大多数の人には大した違いはない。

          すべての社会で権力の継承には儀礼が伴う。選挙もそうした儀礼の一つであろう。儀礼を通して、統治される側は統治されることを受容する。神の摂理が民主主義の原理と言い換えられただけで、大多数の人には大した違いはない。

          まず選挙に行く、と言うのはもちろん大事なのだが、選挙制度が時代や状況に合っているかはきちんと見ていく必要がある。小選挙区比例代表並立制というのは唯一の選択肢ではないし、最も合理的なわけでさえない。今の制度で議員になった人たちは、もちろんこういう議論をしたがらないわけだが。

          まず選挙に行く、と言うのはもちろん大事なのだが、選挙制度が時代や状況に合っているかはきちんと見ていく必要がある。小選挙区比例代表並立制というのは唯一の選択肢ではないし、最も合理的なわけでさえない。今の制度で議員になった人たちは、もちろんこういう議論をしたがらないわけだが。

          まともな政策があるのは当然として、日本の与党に必要なのは、まず官僚を思い通りに動かす技量と胆力だ。そして残念ながら、官僚を相手に相撲をとるノウハウは、自民党にしかない。

          まともな政策があるのは当然として、日本の与党に必要なのは、まず官僚を思い通りに動かす技量と胆力だ。そして残念ながら、官僚を相手に相撲をとるノウハウは、自民党にしかない。

          政治家を志すような人間に対して清廉潔白で合ったり公平無私であったりすることを期待するのがそもそも間違っている。それぞれが自己の利益を最大化しようと主張しあい、議論することが民主主義だ。我々と変わらぬその辺の凡俗でもつとまるような制度を設計することこそ肝要だ。

          政治家を志すような人間に対して清廉潔白で合ったり公平無私であったりすることを期待するのがそもそも間違っている。それぞれが自己の利益を最大化しようと主張しあい、議論することが民主主義だ。我々と変わらぬその辺の凡俗でもつとまるような制度を設計することこそ肝要だ。

          ヒトラーは異世界からやってきた悪の帝王ではないし、その思想も特別なものではない。白人優越主義をアーリア人優越主義に置き換え、西洋が植民地や新大陸でやってきたことを、ヨーロッパで実践しただけのことだ。

          ヒトラーは異世界からやってきた悪の帝王ではないし、その思想も特別なものではない。白人優越主義をアーリア人優越主義に置き換え、西洋が植民地や新大陸でやってきたことを、ヨーロッパで実践しただけのことだ。

          日本国憲法の戦争放棄って、敗戦時の武装解除を永続化させるものよな。国防は国家の権利だし、国民に対する義務。じっさい、すぐに警察予備隊ができて空文化するし、どうしてこんなものを神聖視してるのか。

          日本国憲法の戦争放棄って、敗戦時の武装解除を永続化させるものよな。国防は国家の権利だし、国民に対する義務。じっさい、すぐに警察予備隊ができて空文化するし、どうしてこんなものを神聖視してるのか。

          望田幸男著「ナチス追及」を読む

           講談社現代新書。  ベルリンの壁崩壊直後の1990年に描かれた本作では、当然のことながらユーロ圏の支配者となった統一ドイツの姿も、移民とエコ思想でガタガタになった21世紀のドイツも描かれてはいない。  30余年を経て今読むと、価値観のドラスティックな転倒が見られ、興味深い。  大方の学者の例にもれず、著者望田氏は左派である。社会主義に共感を示し、勝者によるニュルンベルク裁判での遡及法によるナチ戦犯の処罰を当然のことと受け入れ、ドイツ同様日本も、第二次大戦での悪行について永遠

          望田幸男著「ナチス追及」を読む