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エッセンシャル思考を読み始めてすぐに感じた
先日、後輩のシティーボーイ君から1冊の本を渡された。
「エッセンシャル思考」
なんとなく、聞いたことはあったけど、読んだことはなかった本だ。
僕と後輩のシティーボーイくんは本の貸し借りをしている。
実は数冊借りっぱなしで読んでいない・・・www
でも、お互いにいつでもいいよのスタンスで貸し借りしている。
圧倒的にシティーボーイんくんは読むのが早いけど・・・www
今回渡されたエッセンシャル思考は、まさに僕の今読むべき本だった。
開始数行で、のめり込んだ。
まだ全文読んでいないけど、
大事なものは少ない、その大事なものだけを、正しく実行する
こんな感じだ。
とにかく僕はいろんなことをやってしまう。
好奇心が強いといえばポジティブに聞こえるが、実はいろんなことをやらないと不安なのかも知れない。それに、大きな成果を上げるにはいろんなことをたくさんやる必要があるとも思っている。
ただ、好き嫌いも激しく、そこは良いことだと思う点ではある。
最近、やるべきことを決めると言う点で進展があった。
同僚である僕のメンター「微笑みの貴公子こと小太郎」くんとこれから仕事をどんな風に進めていくかミーティングをした。
その中で、僕たちは3つの柱を決めたのだ。
今年やる仕事はこの3つ。
とにかくこの3つの仕事を集中して行う。
これを決めてから、他の仕事がありそうな時に、比較できるようになった。
本当にこれは必要か?
柱より大事か?
今やらなければならないか?
そう問いかけをすると、ほとんどが不必要なのだ。
自分がやらなくても、誰でもできることを自分でやっていないか?
期日が先なのに、今やっていないか?
好きでもないことに時間を使っていないか?
もう、考えれば考えるほど、不要なことをやっていたようだ。
自分もそんな風に思っているし、会社もそれを要求してくるから、さらに無駄なことを行なっているのだろう。
エッセンショナル思考に書いてあった通り、僕の会社は、
やらなければならない
どれも大事
全部できる
この3つを要求している。
そこで、自分も期待に答えようと、実行している。
それがダメだったんだ。
上司にうるさく言われたくない、評価して欲しい。
そんな気持ちもあるのであろう。
そんな気持ちになっている社員は多数いるはずだ。
だから、毎年毎年中途半端な成果で、また違うタスクができて、
それをまた中途半端な成果に終えて時間だけがすぎていく。
会社に言われたことをやるのは組織に属しているから当然なんだけど、
できれば、上の3つがないように仕事をしたい。
どうしてもできないことはあるが、自分でコントロールできることもある。
この本を読み始めて、まずは自分でできる範囲でそれを実行していこうと思う。
また全部読んだ頃にはさらに造詣が深まっているだろう。
本をいつも貸し借りしてくれるシティーボーイくんありがとう。
本は大切だと気付かされる。
僕はお客さんにも本を貸したりしている。
これって、直接はいえない間柄でも
あなたはこういう人間だから、こう言う本を読んでさらに成長してほしい
と言う気持ちを伝えれるいいことだと思っている。
直接、こうした方がいいとか、これがダメだとか言っても、
人によってはなかなか受け入れてくれないものだ。
やっぱ人が納得する時って、ある程度権威性もいると思う。
そんな中で、学者だったり、企業の社長だったりが書いた本は実際に経験から導き出された思考だったりするので説得力がある。
なので、その本の力を借りて、本人に気づいてもらったり成長を促す。
これが本の貸し借りのいいところだ。
もし、自分で成長したいところやただしたいところがあれば、自分で本を買うであろう。それは大いにいいことである。
でも自分でも気づかないことがある。
その場合人に言われたら否定したくなることもあるだろう。
そこで本だ。
思ってもいないようなことに気付かされるし、指摘は本がしてくれるので、借りた人から指摘されているとはあまり考えずに、むしろ有り難みさえ感じる。
だから、相手にこうなってほしいとか、気づいてほしい時は本も有効だと思う。
きっと、どれかは自分にハマる本だと思うから。
改めて本を読むことはいいことだと感じた。