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いなかっぺてつやの営業方法 ⑧手紙って素敵

最近手紙って書いてる?
そもそも、手書きのものを書いてる?
僕も手紙なんて、年賀状ぐらいで普段描くことはない。
仕事でも、プライベートでもそれぐらいだ。
メールやチャットがほとんどだと思う。
普段の業務はこれでいい。
むしろその方が早くて、効率いいし、残るし。
そう考えると、電話より活字が残った方がいいよね。
時間も奪わないし。
僕が思うに電話って、ニュアンスが伝わりにくい時に使うものかなと思う。
なので僕は電話もあまりしない。
メールやチャットがデジタルツールの最上だとする。
となると、電話はその次の中級。
そして手紙は非デジタルなので、アナログになる。
まあ当たり前だけど、電話が主流の時代からメールやチャットが
主流になってくると、手紙というアナログはあまり使われなくなる。
それこど、大昔なんて、ほぼ手紙だよね。
ある意味、その時代の人って、手紙に自分の思いを書かなければならないから、
言葉にするのが上手な人が多かったかもしれないね。

そこで僕は他の営業と棲み分けをするために手紙を書くことにした。
よく、金融系の営業の方や不動産関係の方など、高価格帯のものを販売する人たちはやっている、みたいな本や記事はよく見つける。
でも、やっている人はそんな業界の人たちで、あまり他の業界の人たちは使っていないんじゃないかな?とにかく僕の業界にはほとんどいない。
僕の会社には一人もいない。

これはチャンスだ。引きたつ。
そこで僕は手紙を書くことにした。
あくまでも手紙は一方通行なので、業務的なことは書かない。
書くのはこちらの想い。感謝。気遣いなどだろうか。
その中でも僕は感謝で使うことが多い。
一度あった相手に、『先日はありがとうございました』って感じ。
今までは、会った翌日にメールで感謝を伝えるみたいなこともやったけど、
相手が返信をしてくるんだよね。
そのことはいいことだけど、逆に自分の時に思った。
返信するのめんどいな。気を使うな。なんて書こうか?
別に感謝メールなんていいのにと思うこともある。
そこで、手紙だ!
なぜかって?手紙は相手の返信を要求しないのがスタンダートだから。
年賀状はお互いに出すけど、すでに出しているから、出した上で、
来たものに対しても返信なんてしないよね?
つまり一方通行だよね?
これは送って終わりだから、手離れがいい。
感謝の場合で言うと、やることはやった感も出ていい。
直筆なんで、感謝のメールより重みがあっていい。

例えば、感謝の手紙を各内容はこうだ。

拝啓 〇〇商事の〇〇様
先日はお時間がないのにもかかわらず、お話しいただきありがとうございます。
 ※↑まずは感謝。
〇〇については〇〇で〇〇ですね。
 ※↑ここは、会って話した内容の感想など。
今後、お役に立てそうな情報などありましたらお知らせいたします。
 ※↑ここで、相手のメリットを考えているよアピール
そして、近くに行った際には、またひょっこりお邪魔します。
 ※↑ここで、また行ってもいい雰囲気を作っておく。
                        いなかっぺ商事 てつや 

みたいな感じ。

なぜ手紙を書こうと思ったか。
それは、寅さんの映画内で出てくる手紙が良く勝ったから。
寅さんはいつもいないけど、手紙一通でまるでその場にいるような雰囲気になる。そして、妹のさくらは喜んでいる。
手紙一通でだよ。
寅さんの字は綺麗ではないけど、それが直筆の証だし、人間味が出る。
今はデジタルが進んでいて、間違えることはあまりないと思う。
だから、正確な人間より、人間味がある方が希少価値があるのではないかな。

手紙ってめっちゃ人間味あると思う。
皆も手紙を書いてみよう。
普段接していない人にも、手紙だと、違和感はない。
久しぶりの人にはメールより、手紙がいいと思う。
感謝の気持ちを伝えるには、メールより手紙が良いと思う。

手紙って案外安いしね。
東急ハンズで、封筒は30円で手に入るし、便箋は100枚ほどで500円ぐらい。
めっちゃ安いよね。これで、他の人と差別化できるのであれば、やるべし。

会社の封筒で送っても、ビジネスだと感じられてしまう。
でも、手紙で相手の宛名あてに出せば、まず間違いなく直接相手に届くと思うし、
ダイレクトに自分宛にきた手紙は捨てにくいと思う。
実際僕あてにきた手紙は捨てにくいもん。
そういえば最近手紙が届いたんだった。某建設会社の営業マンが僕の事務所にやってきて、新しく自社ビルをたてませんか?と言っていた。
上司が相手をしていたので、その予定はないし、全て本社が決めているからね。
と答えていた。
そこで、僕はチャンスだど思い、その営業マンが帰るところに声をかけた。
そして名刺交換した。
僕の会社とその営業マンとの仕事での接点はほぼなさそうだけど、
なんと、その後手紙がきた。僕宛に。
『今後、何かで一緒にお仕事ができればいいですね』と。
その手紙を見た瞬間、その営業マンを思い出したし、何かあれば声かけようと
思った。

こんなにも手紙って効果あるんだ。
自分に届いて、さらに感じた。
なので手紙は想いを伝えられる良いものだ。
とにかく手紙を書こう。
疎遠になっている人に手紙を書こう。
メールのように返信がないなと憂鬱になる必要もない。
そもそも手紙は返信を前提としていないから。
気楽に書こう。
まずは誰に書こうか?
今まで注文をもらったお客さんへ書いてみよう。

お元気ですか?

僕は元気ですよ。


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