企画や改善案が全然通らないのは、案の精度が低いのはもちろんだけど、当事者がメリットを感じれていないからだと思った。
僕はよく会社に企画や改善案などを出す。
だが、なかなか通らない。
昨日も出したが、通らなかった。
とりあえず頭ごなしに、ダメだと言われるのみ。
上司の責任の範疇を越えそうだったのか、上司も責任を負えないからダメだと言うことだった。
いつもここで、
「なんで通らないんだ?」
「絶対やった方がいいのに」
「会社のためにやった方がいいに決まっている」
「上司は何も考えていないんだな」
「これじゃダメな上司だな」
と考える。
しかし、結論は「案をうまく通せていないだけ」
ここで僕は人のせいにしているのだ。
じゃあどうすればいいのだろう?
少し考えてみた。
やっぱ、当事者=上司本人がメリットを感じないからであろう。
僕は会社にとって、いや、自分にとってメリットがあると思い、色々案を出す。
だけど、そうじゃないようだ。
やっと気づいた。
受ける側としては、会社より、受ける本人にメリットがなければならない。
上司に提案する場合、それを行うことはリスクがなく、失敗しても上司に責任が来ないようなものでなければ通りにくいということなんだろう。
確かに、めんどくさいことはしたくないよね。
僕でも、なんでそれをしなければならないんだと感じてしまうこともあるだろう。
いくら会社のためと入っても、メリットを感じれないこともある。
まあ、いろんな上司がいるので、いい考えだね、皆で検討してみようと言ってくれる人もいるだろう。
だけど、うちの上司はそうではない。
であれば僕としては提案を通すという目的をどういう手段を使って達成するかということを考える必要ある。
相手が受けてくれないと嘆くばっかりではなにも進まない。
顧客に関してもそうだ。
話す相手によって受ける恩恵が違う。
いち担当者と話す機会もあるし、上役と話す機会もあるし、色んな人に色んなメリットの形がある。
僕の「同じ会社にいる人間は皆会社のことを考えている」
という考えをを改めようと思った。
さて、それを踏まえて今回の上司への提案はどうしよう。
「これが進めば、あなたは上役に評価されまっせ、いい報告できまっせ」
言葉はあからさまだけど、この上司にとってのメリットは間違いなくこれである。
うちの上司は自分の手柄を気にする。
部下の手柄を横取りして、自分の手柄にするから、効果的なのはこの方法だ。
あとは言葉の選び方。
そこは正直、今のところ思いついていない・・・
少し考え方を変えて、チェレンジし続けようと思う。