2024/04/14 宮古島トライアスロン
備忘録として。
気温と服装
当日朝7時の気温で24.0℃
最高気温は28.2℃だった模様(気象庁 過去の気象データで検索)
一日を通して日差しが強く絶好のトライアスロン日和だった。
身に着けていたものは以下の通り。
半袖トライスーツ
ミレーのアンダーウェア
ロングジョンのウェットスーツ
カーフガード
帽子
補給
3月のしろさとTTの反省を活かして以下を持って行った。
飲み物+食べ物で2,957kcal
固形物の食べ物はもう少しあった方が良かったかもしれない。
飲み物
以下を混ぜたものを3本持っていき、1,470kcalは飲み物で摂取。
(若干余ったものの誤差ということで。)Mauten Drink Mix 320 500ml:320kcal
CCD powerproduction 500ml:170kcal
食べ物 合計:1487kcal
井村屋 スポーツ羊羹 ポケット3本 : 計 153kcal
アミノバイタル 3本 : 計540kcal
エネ餅 1本 : 149kcal
Maurten gel 3本 :計 300kcal
Winzone シークワーサー 3本:計345kcal
レース戦略
初の宮古島でどれくらいの難易度なのかは全く分からなかったものの、以下を目標に設定。
Swim 3km:57分30秒
T1:10分
Bike 123km:4時間6分 (Ave 30km/h)
T2:10分
Run 35km:3時間46分 (Ave 6.5分/km)
合計:9時間9分30秒
レース結果
結果は1,033人中276位の9時間29分21秒でFinish
目標はクリアできなかったものの、遠く及ばないというわけではなさそう。
各パートのタイムと順位は以下の通り。
Swim (1,033人中126位)
1時間1分11秒
Bike (1,033人中200位)
4時間0分12秒
Run (1,033人中478位)
4時間13分35秒
考察
Swim
750m往復を2回。
1往復(1.5km)あたり28分45秒ペースを目標にしていた。
1周目の往路は潮の流れ的に楽に泳げるもののバトルスイムが辛かった。
復路は潮の流れ+朝陽で浜が見えず蛇行を繰り返し、余計な体力を使ってしまった。
ゴーグルもサングラスのように調光レンズとかにした方が良いかもしれない。
2周目の往路はバトルもなく楽に泳げ、海の綺麗さを満喫しながら泳いだ。
750m泳いでも海の底が見えるのは最高。これだけで宮古島トライアスロンに出た甲斐があるってもんよ。
復路は1周目と同様に蛇行に次ぐ蛇行。ちゃんとコースを頭に入れて泳ぎましょう。
Swim Finishは1時間1分11秒だが、浜に上がってから400mくらい走ったところで計測されるため、実際に泳いでた時間は58分くらいなはず。
蛇行してなければ目標通りのタイムだったかな。
Bike
島を1周ちょっとするコースレイアウト。
Bikeスタート - 池間島 までは追い風区間でとても楽。
池間島 - 東平安名崎までは向かい風区間
東平安名崎 - Bikeスタート地点までは小刻みなup/downが続く
Bikeスタート早々に左臀部に強いハリを感じ、後半に響くかもなぁと思いつつ、やれるだけやる形でペースを刻む。
結果として足を攣ったりということはなかったものの、向かい風区間で思うようにペースが刻めず、お尻がうまく使えず足を消耗するという後手後手の展開に、、、、
東平安名崎までの向かい風区間(50kmあたり)まで深部体温の確認を怠り、深部体温が38.8℃程になってしまっていた。東京はまだ肌寒い時期だったのでろくな暑熱順化していない中でこの温度は危険。
せっかくのデータも確認しなければ意味がない。まだまだ実戦が足りていないなと反省。
気を取り直して、持ってきていた水を頭から浴びてリフレッシュ。先は長いので無理せず、景色を楽しみつつ深部体温を下げる。
バイクのエイドステーションでは水やアクエリアス(もしかしたらコーラも)を配っていたが、水のみを貰い体にかけるものとして利用。
氷も入っていて気持ちよかった。
これ以降はエイド毎に水をもらうことを徹底。
東平安名崎を過ぎてからのアップダウンは辛かったものの、バラモンキング程のアップダウンではなく、休むところと踏むところのメリハリをつけることを意識し、登りは心拍計を見ながら淡々と処理。
そんなこんなで1周目が終了し、残り30kmくらいの2周目へ。
ペースとしては決して悪くはなかったものの臀部のハリは相変わらず。
足は消耗してしまったものの、嘆いても致し方ないので2周目もやれるだけやる戦法のまま突入。
この時間帯になると日差しも強くなり、水をかけてもなかなか深部体温は下がらなかった。
バイクフィニッシュまで残り10kmは強烈な向かい風で、少しの登りでもフロントをインナーに落として頑張ることは止め、ボトルに入れていたMaurtenを飲んだり、ジェルを食べて補給する時間に充てることにした。
Run
片道 15.5kmを行って帰ってするコースレイアウト。
復路は市街地に遠回りして距離を稼ぐので折り返し地点が折り返しじゃないコース。
非常に暑く、エイド毎にスポンジを4個ほどもらいトライスーツに突っ込みながら走る。
往路は向かい風だったらしく、スポンジで冷やしたところに風が当たると暑さが忘れられた。
走ってた人は皆「とりあえず暑さをなんとかするために次のエイドまで走ろう」って思ってたんじゃないかな。みんなスポンジ目掛けて走ってたよ。
折り返し地点にはほぼ予定通りのタイムで到着。我ながら素晴らしい。
復路は風が感じられず、暑さとの闘いとなった。
更に、20km地点からは足が前に出ずズルズルペースが下がってしまった。
自分ではペース落としてないつもりだけど落ちてるという状態は初めてだったので少し驚き。
とりあえずゆっくりでも走り続けることだけを意識して、意地でも歩かないようにした。
25km地点からは追加で腹痛が出てきてしまい、走りに集中できなかった。
(バラモンキングでも腹痛に悩まされたので、ロングのレースで内臓にダメージが出るタイプの人間らしい。これは早く解決の糸口を見つけたい)
道中2回ほどトイレ休憩をいただきつつ、走り続けなんとかフィニッシュ。
目標としていたランのタイムよりも30分程時間が掛かってしまったが、
結果としてロングのレースで初めて最後まで歩かずフィニッシュできたレースとなった。
まとめ
2023年の宮古島には抽選で外れ、1年越しの宮古島トライアスロンは課題を残しつつトータルとしては良く出来たレースだったかなと思う。
2023バラモンキング、2023佐渡、2024宮古島と3つのロングのレースを出てきて初めてランラップが50%以内になったし、総合でも上位30%以内に入れたのは成長を実感。
どのレースも島の方々の応援で力を貰うことができて、怪我無く完走できました。
実は応援してもらったらありがとうを言う様にしていて、ありがとうと言うともっと応援してくれたりするので、実力がない人ほどありがとうを言いましょう。
<上手く纏められた点>
臀部の不調があるものの、バイクは目標タイムをクリア
しろさとの補給の失敗を活かした補給ができたこと
ロングのランで歩かずに最後まで走り続けられたこと
<見つかった課題>
100kmを超えるとバイクで疲労感が出る
ランの腹痛問題
ランの距離耐性
<課題へのアプローチ>
1月に1度は100km越えのライドを実施する
100kmを超えると疲れてしまう様ではロングのレースは完走するのがやっと という状態から抜け出せないと感じた。
今回はバイクの距離が短いため救われたというのが大きく、距離耐性を付ける必要がありそう。
5月のひたちなかTT以降は100km以上乗る機会は自分で作るしかないので、忘れないようにしたい。ランの腹痛問題は味の素のアミノ酸栄養科学ラボの記事が参考になりそうで、ランに入る直前やバイク中盤以降の補給に加えることで改善が見込めそう。
今回は折り返し地点までは非常に理想通りにペースを刻めたのでこの課題を解消することでロングのランのタイム向上につなげたい。
また、それでもダメな場合に備えて胃薬を常備したい。ランの距離耐性
昔よりは走れるようになったと感じるが、まだまだロングの距離に耐えられていないので継続して練習したい。
バイクと同様にランも1月に1度は25km以上を走ろうと思う。