諦めない事を諦めた人生。

どもこんにちは、R-1を目前に控えたてつやくらいむです。
今日は今回【諦める事の重要性】について一人で説いて行きたいと思います。
今年で30歳という節目を迎えた自分ですが、
これまで多くの事を諦めてきました。

まずは【女性問題】です。
今まで気になる女性、彼女にしたいなと思う女性は小学校の頃から沢山いました。
でも全員心の中で殺処分していきました。
僕の世界から元から存在してない事にしていきました。

次に【大金持ち】になる事です。
これに関してはまずそもそもお金に執着しておらず、元から《お金を使う》という行為自体があまり好きでは無い為、そんなに支障はありませんでした。
でも「お金はあって損はない」といいますし、ウシジマくんも「お金が全てではないが、お金がないと何もできない」と名言を残しているのでお金はやっぱりいっぱい欲しかったです。
でも警備のアルバイトでは諦める他ありません。

次に【"カッコいい"と言われる事】です。
僕は昔から元SMAP 木村拓哉さんのファンでした。もちろん今もカッコいいですが、僕はSMAPでいる頃のキムタクが好きでした。
「あんな顔になりたい。」
色々思い、髪型やおしゃれな服装もしました。
しかしおしゃれする度、自分の中の大切な何かが失われていくような気がしました。
それは「一切興味の無い事」をやっていたからです。
自分の好きな事をやっていなかったからです。
そして「お笑い芸人」を意識するようになって、
僕をお笑いへと導いてくれた江頭2:50さんの【カッコいいはカッコ悪い、カッコ悪いはカッコ良い】という言葉が一気に僕の「モノの価値観」を変えました。
それからあれだけ気をつかってた服装も髪型も誰から何を言われても気にしなくなり、芸人活動を本格的に始動するにあたり「カッコいい」より『面白い』と思えるモノを追求するようになりました。

次に諦めたのは【長生き】です。
僕は長く生きる事よりも短くても良いから自分の好きなようにやれる人生を送る事を決意しました。
だから全員の反対を押し切ってコロナ禍の緊急事態宣言の真っ只中に上京もしました。
しかし自分はサラダも意識して摂るようにもしてますし、自転車も安全運転でヘルメットも被ってます。筋トレだって少しずつやってます。
飲酒も喫煙も女遊びも全くやっていません。
意思とは正反対に僕は健康体に近付いてしまっています。
矛盾しているようですが、これが僕の生き様なのでしょうがないです。
そして生まれ持って体は頑丈なので、ダンプに轢かれてバラバラになってもきっと2日で退院すると思います。
まぁ嫌でも長生きしちゃうでしょうね。
「死にたい」というより「このまま長生きしても良い事なんか何も無いんだろうな」と思う事は現在でもしょっちゅうあります。
でも本当に自殺しようとした事はありません。
死んだ後の方が絶対良い事、面白い事が無い事は分かっているからです。
まぁ死んだ事無いんでアレですけど、どっちにしろ人間絶対に将来死なさせて貰えるんで別に自分で終わらす必要性を全く感じないんですよね。
辛くても生きてれば好きなだけ自慰行為もできるんですから。
スマホが無ければさっき見かけた女性を思い出して頭の中で人目につかない所でめちゃくちゃすれば良いだけなんですから。

だから今死んだら勿体無いかなって思うだけです。
絶対この現世でもっと面白い事、笑うような事が待ってますし、無ければ僕が面白いモノを作れば良いだけなんで。その為にお笑い業に就いてるんで。

そして最後に諦めたのが【売れる事】です。
ネタ作りは好きで、現在も数日後のR-1に向け少しでもウケるようにネタは少しずつ作っています。
でも売れるのはほんの一握りの人だけです。
その中に自分が入れるとは到底思えません。
勿論自分にはお笑いの才能はあるにはあると思っています。でもそれとこれとは別問題です。

でも僕はお笑いをやめるつもりはありません。
やめたいと思った事は一度もありません。
唯一"好き"だからやってるだけです。
「人を笑かしたい」というより
「自分の笑いが好き」だからやってるだけです。
正直売れたいとは思いますけど、売れなかったら売れなかったで「駄目で元々」の世界なのでしょうがないかなと思います。
あと40代50代過ぎてもまだ僕のこの芸風をやってる方がめちゃくちゃ面白いと思いますし。

アルバイトで現在は「交通誘導の警備員」をやってますがこれも好きでやってます。
人を誘導するのと体動かすのが好きだからです。
あと基本自分はインドア派なのでお金を稼いでる時ぐらいは外に居たいからです。
でも警備員だけをやって死にたくはありません。
警備員なら地元の福岡でも出来ましたし、現にやってましたからね。

話がくどく長くなってすいません。
最後に一つエピソードを書かせてください。

5年前、福岡時代にいた事務所の社長と前コンビの相方の3人で焼肉に行きました。
その時に社長から「お前はこれからどういう事をやりたいんだ?」という質問を受けました。

その時に僕は「これはボケとかじゃないんですけど、、、」と前置きした上で返しました。

「このホルモンを食べたいですね」と僕は言いました。

この時、本当に良い感じで焼けた目の前のホルモンが美味しそうだったのです。

でもこの返しに僕の性格の全てが詰まってると思いました。

未来の事なんて分からないし、考えてもその通り行かないでしょう。
それよりも目の前のやりたい事をやる方が僕の性格には合ってるんですよね。
僕が彼女を作れないのもその女の人に迷惑をかけたくないからでしょうね。
自分のやりたい事に誰も巻き込みたくないからでしょうね。
あと僕がコンビを組みたがらない理由も相方に迷惑をかけたくないからです。
僕も過去に数人、相方と解散して散々僕のわがままで迷惑をかけてきました。
コンビを組んじゃうと自分のやりたい笑いの100%が出来なくなるのも嫌ですね。
だから今はユニットとして小池兵介って奴と組んでますけど、アレはあくまでユニットなんで正式ではありません。

一人だとできる事は山ほどありますからね。

自分の人生は自分が主役なんですから、
生きている内はあんまり細かい事は気にせず楽に楽しんだモン勝ちですよ。

長くて似たような内容の文ばっかりですいません。何か無性に書き記したくなって。
振り返ってみたら笑いと女の事しか書いてませんね。
どんだけ煩悩の塊なんでしょう、僕って。

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