自分たちでゼロから結婚式を創った夫婦の話し。~Ep23.もし今日が人生最後の日だとしたら~
Ep23.もし今日が人生最後の日だとしたら
長い間、お付き合い頂きありがとうございました。2019年は僕の人生の縮図といっても過言ではない1年間でした。入籍・嫁の妊娠・祖母の死・結婚・出産。本当に「山あり谷あり」という言葉がぴったりな1年です。ちなみにですが、内容は全てノンフィクションです。
なぜこの1年の物語を書こうと思ったかと言うと、普通の人間も努力すれば自分の理想を達成することが出来る、というのを伝えたかったからです。(あと、宣伝です笑)
「そんなことは言われなくても誰でも知っている。でも、日ごろの仕事も忙しいし、そんなことを考えている余裕もない。」そう言いたくなる気持ちも痛いほど分かります。なぜなら、僕もそうだったからです。社会人1年目、建築資材メーカーにいたころは「努力すれば何とかなる。」なんて綺麗ごとだと思っていました。
堀江貴文さんやユニクロの柳井さんのような経営者の方々が言うようなことは一般人には縁遠い非現実的なこと。特別な人がたまたま成功したからそんなことが言える。そんな風に考えていました。
そんな時に僕の心に火を付けたのは、アップルコンピュータの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏の「If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?(もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?)」という言葉でした。当時の僕の答えは“NO”でした。誰が作ったかも分からない「安定」という呪いに縛られて、20代前半にも関わらず日々をダラダラと消化していくだけの人生だったからです。(ちなみに当時の私の口癖は「明日、頑張る」でした。次の日頑張ったことなど無いくせに、です。)
なにも、僕はやりたいことだけして無責任に生きろという意味でジョブス氏は言っているのではないと思いました。自分の心がワクワクするような仕事をあなたはしているか、と問いかけたかったのだと僕は解釈したのです。
僕は今AtelierWeddingという事業を拡大させようと頑張っています。なぜなら心がワクワクするからです。目の前の人の幸せに全力で関われる仕事が最高に感じてならないからです。今日が人生最後の日だとしたら間違いなくこの仕事を選択します。
ここでは仕事と制限しましたがもしかしたらボランティアかもしれないし家族との時間かもしれません。僕はその健全な努力と精神を手放しで応援します。
あなたがチャレンジする時はぜひ僕もサポーターの1人にさせてください。
どうかこの物語を読んだ人が1人でも多く自分の人生に勇気を持って一歩踏み出すことを願っています。僕もこれから関わる人へ全力で幸せを届ける事をコミットします。
共に人生を味わい、そして楽しみましょう。
AtelierWedding 代表 毛塚 哲理