コスタリカという国の素晴らしさ。
コスタリカという国に
初めて降り立ってから、ちょうど20年。
まさか、まさか
間もなく始まる2022カタールW杯で
日本とコスタリカが同じグループになるなんて!
( 他がドイツとスペインって楽しみしかない… )
しかも、両国の対戦は第2戦!
1試合目の結果がどうなろうとも
両チームにとってこの試合が
生き残りを賭けた試合になることは間違いなし。
いやぁ、楽しみでしかないです。
それは
自分がサッカーライフを送ることができた国だから
という部分はもちろんあるのですが
それだけじゃなく、やっぱり大好きな国だから。
本当にステキな国なんですよ、コスタリカ。
九州と四国を合わせたほどの大きさで
人口は500万人ほど(福岡県よりちょっと少ない)
国土の4分の1は
国立公園・自然保護区に指定されていて
エコツーリズム発祥の国とも言われています。
1948年に国として軍を解体して
その予算を教育や医療、環境保全に分配。
様々な国と友好関係を築き
平和な国家モデルを生み出してきました。
人口の大半が住む
中央部のエリアは一年中温暖な気候な上に
( カリブ海・太平洋沿いは灼熱の暑さです )
フルーツやコーヒーはとにかくクオリティが高く。
でも個人的に一番好きなところは
とてもハッピーに生きている人たちの姿です。
「世界一貧しい大統領」と言われた
ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の
これらの言葉とリンクする部分を感じるんです。
「 幸せだと感じるモノは
私はすべて持っている。
これ以上のモノを持てば
とても不幸になってしまうから
持っていないだけなんだよ。」
「 もし君がゲリラで
山に潜んでいたとしよう。
山で快適に生きていくには
多くのモノが必要だが
あまりに多くのモノを
リュックに詰め込んでいけば
今度は歩くことができなくなる。
人生とは長いゲリラ戦と同じだ。
リュックは軽くしておかないと
歩き続けることができないんだよ。」
コスタリカに1日いると
必ず耳にする挨拶の言葉があります。
『 Pura Vida!』( プラヴィーダ!)
素晴らしい人生だよ!
というニュアンスで使われていて
本当に1日に何度も何度も
あらゆるところで言っているのです。
コスタリカは
中米という地域では経済的に発展した国。
アメリカ資本がかなり入ってきているので
ファーストフード店やスニーカーを売るお店
ショッピングモールなど数多くあります。
なので資本主義社会ならではの
より多くのモノがほしい
という欲求はあるとは思います。
ただ反面「 足るを知る 」的な部分もありまして。
先ほど書いたような
多種多様な恵まれた自然や
軍隊を持たないという国の姿勢
過ごしやすい気候や美味しいものがあることなど
コスタリカという国が持っていることへの誇りが
「 Pura Vida!」という言葉に
繋がってきてるんじゃないかなと思います。
コスタリカについては
これまでも事あるごとに書いてきたので
ここでまとめてご紹介を。
本当に素晴らしい人たちでいっぱいでした。
【 何の接点もないコスタリカに渡った理由と
現地での人種差別&美しい思い出 】
【 元コスタリカ代表の国民的英雄が
観に来てくれた奇跡の草サッカー 】
【 個性的なキャラクターに溢れた
コスタリカの路線バスのドライバーについて 】
【 コスタリカのバス内での殺気と大歓声 】
【 コスタリカにある温泉について 】
【 これまでの人生で一番つらかった
コスタリカでの出来事 】
ちなみに
コスタリカ国歌がまたステキなんですよ。
試合前の国歌斉唱にピッタリな
気持ちが高揚してくる曲。
この動画は
国歌に合わせて流れるコスタリカの様々な風景も
すごく綺麗なのでオススメです。
今回のワールドカップを機に
コスタリカという国の素晴らしさを
日本の人に多く知ってもらえたら本当に嬉しいです。
Pura Vida!
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