HSS型HSPの副業 64 - 自分の商品に稼いでもらう感覚
おはようございます。
今日はお金の循環の
お話をしていこうと思います。
まず多くの人が給料という
形でご自身との労働時間の
対価としてお金を頂いている場合、
単純に
貯金残高が増える → 嬉しい
貯金残高が減る → 不安
という感覚が生まれます。
貯金残高が多いことが
さもステータスが良く
立派なことのように
思ってしまいますよね。
これから起業や自分の
ビジネスで生計を
立てていくには、
このお金の価値観を180度
変えていく必要があります。
僕がデザインの
事業を手放して、
音楽家で生計を立てていこうと
決めたとき、
みるみる貯金残高が
なくなっていきました。
ここで生まれた不安は
このまま貯金が底をつき
何かあったときに
生活が困窮したらどうしよう・・
生活のために
やりたくもない仕事に縛られて
活き活きできない
毎日を送るのは嫌だ・・
そして、いい年して
ふらふら夢を見るような活動を
していて世間体が悪い・・
という劣等感を抱えながらも
それでも音楽を作って
個人レーベルとして
プロモーションや流通に関わり
多くの人に作品を届けられて
暖かい声援をもらうのが
何にも変え難いやりがいに繋がる
その直観を信じて
・音楽の機材
・音楽の勉強
・スタジオ代
・CDグッズプレス代
・絵師さんやアレンジャーへの
作家さんへの支払い
・輸送費
・イベント申し込み代
などなど
を先出で数百万投資し、
今ではサブスク収益として
毎月、不労所得による
自由な時間を得られています。
ここで言いたかったのは、
だから自分の事業には
先に数百万投資して、
後で回収しましょう!
という極端なものでもなく、
自分のコストをかけて開発した
商品が、お金を稼いでくれた
という実体験が、
何より大事になっていきます。
ご自身の時間を売る以外に
収入を得られた瞬間、
見える世界が変わっていきます。
一度泳げるようになると、
一生身体が忘れないように
一度先行投資ができるように
なると肌感覚で、事業の創造が
うまくなっていきます。
どこにどれくらいのコスト
をかければ、
どれくらいのリターンが見込めるか?
信用を積み重ねるまでに
どのくらいの時間が必要になるか?
貯金が減るのが怖くて
なんでも格安、最小限のサービスで
結果を出そうとして、
いつまでも結果が出なくて
辞めてしまったり
また逆に
退職金の数千万を投資に突っ込んで
いきなり溶かす・・・
なんて取返しのつかない
危険性もはらんでいるのも事実。
要はバランス感覚と
使いどころを見極める直観力と嗅覚
そして謎の勇気が大事
ですかね・・
家族や守るべきものが増えてくると
簡単にはお金は溶かせない・・
という思考になりがちで
若いころのような勢いは
なくなっていきますが、
泣いても笑っても人生は一度きり
死ぬときにもっとチャレンジ
すれば良かった・・
という後悔だけはしないように
日々心掛けるようにしています。