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HSS型HSP個性の取説 13 -仕事観と目指すもの
てつおです。
今日は「HSS型HSP」の仕事で相性の悪いこと、目指すものについて解説してきます。
❶「圧のある人」のいる職場は致命的
❷成功しても自己肯定感が上がりづらい
❸仕事は4年で飽きることを前提に組み立てる
❹転職を繰り返しやすく経済的不安がつきまとう
❺「心底やりがいのある活動」と「収益化」の掛け合わせで真の幸福が訪れる
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❶「圧のある人」のいる職場は致命的
あなたは家で完全に1人のときと、
姿は見えないものの誰かがいるときで
集中力の度合いに差を感じないでしょうか?
それくらい繊細センサーの感度が
敏感な気質なのに、常に「声の大きな人」や
「不機嫌な人」がいる職場では
甚大に感情が引きずられ、
とても集中できず、著しく生産性が
下がってしまいます。
そして相談すれば「気にしすぎ」「根性がない」
「みんなやってるんだからそれは甘え」という
価値観を押し付けれたらいかがでしょうか…?
結果は明白ですよね。
「圧のある人」のいる職場は合わないどころか、
致命的にストレスを抱えます。
さらに「公平性」に準ずる気質なので
「自分の都合で1人でなる訳にはいかない」
という自責がさらに追い詰めることになります。
「圧のある人」のいる職場では仕事はできない
という事に対して罪悪感を抱えず、
HSP気質特有のものだと理解することが大事です。
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❶成功しても自己肯定感が上がりづらい
こんな話をすると「嫌味な人」認定されるかも
しれませんが、HSS型は持ち前の能力の高さから
「ある程度何をしてもそこそこうまくいく」
ことが分かっています。
中には「そこそこ事業が成功している」
「色々な資格を活かして活躍している」
「わりと人生を謳歌している」
人もいるのではないでしょうか?
ところが世間一般の「成功体験で自己肯定感が上がる」
という認識がHSS型には当てはまりません…
厳密に言えば、目的を達成したり、
成果を上げた瞬間は一時的に自分を認めたり、
高揚感がありますが、
自己肯定感が枯渇して持続せず元に
状態に戻ってしまうのです。
つまり成功しているのに、いつまでも自分を
認めることがデキず、苦しいままという
未来もあり得るのです。
自分を認める思考法をマスターできると、
今の結果に左右されず、あらゆる幸福を
享受することが可能となります。
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❹仕事は4年で飽きることを前提に組み立てる
1年目→スポンジに水分を吸い込むがごとく
仕事を吸収する。大変だけどめちゃくちゃ楽しい時期
2年目→1年目で培ったスキルがどのくらい
やれるかチェレンジする年。まだまだ楽しい
3年目→これまでの経験を確実に回していける
定着の時期
4年目→もはやチャレンジではなく、
惰性でつまらなくなってしまう時期。
前年のものを改良したり変化させたくなる
5年目→これから先も同じことを繰り返すのか?
慣れた職場は牢獄のようになり、
別業種への転職を検討し始める
この辺りは刺激追求性の濃淡があるので、
全てのHSS型に当てはまる訳ではないですが、
生涯同じ職場で40年以上勤め上げる方は、
ほぼ皆無なのではないでしょうか…?
HSS型は仕事は今、どんなに面白くても、
いつか飽きることを前提に「飽きない研究」を
追求していく人生となります。
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❷転職を繰り返しやすく経済的不安がつきまとう
「好奇心旺盛なのに警戒心も常にMAX」
これはHSS型の代表のような矛盾気質ですが、
好奇心旺盛で色々な職種を転々としたくなるが、
1つの職種でキャリア形成が
積み上がりやすい日本型雇用において
「収入が減り、貯蓄が底をついて生活が
困窮してしまうかも」という不安感情も常に
抱えていると言い換えることも出来てしまいます。
一時の勢いで退路を断つような追い込みは
向いていません。
常にリスクヘッジをしながら本業+副業
気道に乗ればフリーランス1本のような
ルートがおススメです。
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❺「心底やりがいのある活動」と「収益化」の掛け合わせで真の幸福が訪れる
やりがいのある副業や起業で幸福度が
高くなる気質なので、収益化が軌道にのれば
「ゲームを楽しんでいるのに収入がある」
ような状況になります。
それはすなわち人生の大部分を占める大変な
「労働時間」が楽しい「娯楽の時間」
に変わるということになります。
「それが簡単に出来たら苦労はない!」
確かにその通りです。最大限努力しているの数か月、
下手をすれば数年単位で1円も
稼げないリスクをはらんでいます。
つまり「どんなときも諦めない覚悟」が
必要になります。これは肌感覚ですが、
難易度的には会社員が向いている人の
3~4倍程度あるように感じます。
しかし逆にそれが一番叶いやすい人種でもあり、
個人的に人生を振り返ってみて「やりたいこと」
「収益を満たしている状態」が合致しているとき、
間違いなく幸福度が高い状態と言えると思います。
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「自分のやりたいことで収益化して生計を立てる」
コレができればHSS型が目指す理想の人生になります。
長年フリーランスで生計を経ててきた私の見解からは、
調子の良いとき、悪いとき、トレンドの浮き沈み、
社会的信用度が低い、収入が安定しないなど
良いことばかりではありませんでした。
何なら給与が安定している正規雇用に向いている
性格だとどんなに楽だったか…と思うときもありました。
しかしこれは隣の芝生が青く見えているだけで、
例えばビジネス系ブロガー界隈では
「影響力をつけて、収益化したい」
という方がほとんどだと思います。
個の力やAIがネット集客を可能にした昨今、
チャレンジするにはHSS型には
良い時代が来たのかもしれません。
少しずつでも可能性のある「やりたいこと」
が溢れる未来に近づけていきましょう!