HSS型HSP個性の取説 93 -刺激を求めるのに繊細な矛盾気質について
おはようございます。
今日は「HSS型HSP」の代表的とも言える
性格のベースは「繊細なHSP」でありながら
刺激を求めずにはいられないという矛盾気質があります。
例えば上記のような状態に心当たりはないでしょうか?
順に解説していきます。
❶自己肯定感の低い自信家
「自己肯定感」とは「あるがままの自分で良い」と
思える感覚、「自信」とは自分にはデキる、
物事を達成できると思える感覚です。
一見、同じようなポジティブな概念、
実はHSS型はこの2つが同居していません…
つまり「あるがままの自分では良くない」
「自分は変わらなきゃ」と思いつつ、
ある程度ものごとは「何でもそこそこ
達成できるだろう」と思える感覚を持っています。
「世間の一般常識」から浮いてしまいやすく
「自分は少し変だ」「世の中の常識的な
範囲に収まらないと」という劣等感を抱えつつ
今までに短期間で何かすごい成果を上げたり、
スキルをマスターしたことから
「自分には何かある」とは考えています。
自己肯定感の低さやネガティブな感情から
「自滅の思考」を作り出すので
「俯瞰力」であるがままの状態を
捉えることが「能力を発揮する鍵」
になってきます。
❷好奇心が強いが警戒心も常にMAX
「刺激を受けて疲れやすい」のにわざわざ自分から
「刺激的な場所や人」と関わりを持つことが
理解されませんが、「刺激を求める高い感受性」は
生き残りと繁殖のため受け継がれた資質とされています。
かなり「心配性」でもあり、必要以上に
リスクヘッジに労力もつぎ込むので、
常にアクセルとブレーキを同時に踏んでいる感覚で、
感情労働の疲弊が人一倍速く、「疲れやすい気質」と表現されます。
❸一般人のフリが誰よりもうまい変人
幼少期より、集団生活でいわゆる「ズレたこと」
「本質をつく面倒なこと」を言ってしまい、
過去には嘲笑されたり、いじられたり、
自己肯定感を下げてしまっている人が多いです。
大人になるにつれ「世間の一般常識」を
学習し、多くの人のデフォルトを観察し、
意図的に「完璧な普通」を作り出すので、
常に「感情労働の気疲れ」をしているのは
これが理由です。
自分の意識が常に自分の外を観察する
「観察眼」。
なぜか自分のことに対しては劣っている
部分に、注目してしまう特性があり、
いつまでも自分を認められない原因となっています。
❹1人時間で異常集中するも飽き性で興味が続きづらい
HSS型は「一人時間の深い没頭」に入ると、
ノルアドレナリン、ドーパミン、エンドルフィンなどの脳内物質が放出され
「創造性、課題解決能力が4倍」
「新しいスキルの学習スピードが2倍」
「疲労を感じなくなる」などの状態になるので、
集中力を発揮して一気になにかを達成することが可能です。
その反動で物事に飽きてしまいやすい特徴があり、
転職を繰り返し、日本型のキャリア形成に
悩みをかかえやすい傾向があります。
❺初対面では社交的なのに2回目以降が不自然によそよそしい
初対面では話を盛り上げ、愛想も良く、
明るく快活な好印象を与えるが
2回目以降に合う時、無意識に
心の距離を取ってしまうため
期待される友人という「役割意識」に対応できず
「不自然にぎこちなく」なります。
そのため、本当の友人ができづらい劣等感をかかえています。
しかしそれでも自分から連絡すれば
高確率で繋がり、かなりのコミュ力があり、
「完璧に相手を楽しませなきゃダメだ」
という思考を手放せば、新たな人間関係も生まれやすです。
「1人時間」と「人の交流」を交互に
行き来することで、活力がみなぎる特性なので、
定期的な関係構築をおススメします。
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1人好きで、心の底は他人に関心が薄く
ドライな気質と思いきや、心の奥には
熱い魂をもっており、損得ではない情熱が行動原理にもなり得ます。
普段の合理的思考や、制御された感情。
それは「心から感動し」「心が震え」「本当の生きる意義」を見つけた時、
解放するためのエネルギーを充電している状態かもしれませんね。
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