HSS型HSPの副業 65 - 巨人の肩にのる戦略
おはようございます。
僕の生きていた創作の世界では
「媚びている」
ことが良しとされませんでした。
いや、正しくは良しとされない
と思い込んでいました。
オタク界隈で、
オリジナル音楽作品を作っていて
やりがいはとても感じて
いたのですけど、
収益性で見ると常に赤字・・・
機材代
スタジオ代
プレス代
輸送費
会場までの移動費
創作活動は楽しいけど、
「お金の問題」で
ほとんどのサークルは消えて
いきました。
つまりお金の問題さえ
解消できれば、
自分の作品作りに没頭し、
届けたい音楽を多くの方に届け
多くの人に感謝され
やりがいと夢中になれる日々
を手に入れられると思ったのです。
もちろん
イベント後の打ち上げで
ちょっとした贅沢なお店に行ける
とか
いい機材に投資できるとか
他にも助かる部分は多いですよね。
そこで僕たちは
2次創作ジャンルに注目しました。
2次創作とは
例えば
「ドラゴンクエスト」とか
「ドラゴンボール」とか
誰もが知っている
有名な作品をアレンジして、
発表する
という感じです。
最近やたら昔流行った
有名なJ-popの曲をカバーしている
曲が有線で流れていたり
しますが、
例え歌っている人が分からなくても
その懐かしい曲を知っていれば
聴こうと思いますよね・・?
人の感情って
知っているものに対して
警戒心が緩んで
受け入れるための心理が
働くんですよね。
そして僕たちが始めたのは
「東方コンテンツ」という
界隈では有名な2次創作ジャンル。
僕たちの名前を知らなくても
東方というコンテンツの
存在を知っていれば
各段に聴いてもらえる
確率が高まります。
そしてその時に問題になったのが
同人ゴロ
と言われる、
そのオリジナル作品に愛がないのに、
流行っている
そのジャンルの2次創作を作れば
売り上げが上がりやすかったり
有名な作家だけを集めて
利益だけのために
コンピレーションを作ったり、
作品への意義や信念が
利益だけのため
になっていることが問題になった
訳なんです。
普段ビジネスをされている方から
見ると、経営者が利益を追求するのは
当たり前、
手段なんて選んでられない。
って方もいるのですが、
HSS型は間違いなく、
この信念のあるビジネスモデル
でないと長続きが
しないのです。
最初は売り上げのために始めた
東方コンテンツでしたが、
東方オリジナル作品
に触れているうちに
本当に世界感にハマっていき
キャラクターへの理解や
オリジナルの
シューティングゲームにハマり、
この偉大なジャンルを開発した、
作者のZUNさんに多大なリスペクト
が生まれることになりました。
HSS型はどんなグループでも
その場に合わせてキャラを作り、
誰とでもすぐに馴染むことが
できる反面、
自分の本当に好きなことや
こだわりに対して、
嘘がつけず、
自分の世界感やこだわりを
どこまでも追求したい特性が
あります。
しかしそれをビジネスの世界にも
持ち込んでしまうと、
高確率でコケることが多いです。
初めはうまくいっている人の
言われるがまま、
流行っているジャンルを
流行りだからと嫌悪せず、
素直に実践してみる
すると実践することで
イメージで思っていたことと
リアルの体験として得られたこと
に違いを感じ、
なるほど、こういう理由でうまく
いきやすいんだな、、、
と肌感覚で感じることが出来ます。
自分のこだわりやオリジナリティを
追求するのは、この売り上げが
あがる基礎の状態を攻略してから
だと思います。
売り上げは上がっているのだけど、
やっぱり
自分のモチベーションが上がらない
やっぱり
自分の信念としては気持ちが悪い
そこで初めて
やり方を変えていけば良いと思います。
自分のこだわりや信念が追求でき、
かつ他人から求められ対価を頂ける
ポイント、
この箇所をさぐり続ける行動こそが
副業への成功へ繋がっていきます。