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HSS型HSP個性の取説 10 -やりたいことを見つける考え方

てつおです。

今日は「HSS型HSP」が考えてばかりで

行動に移せないとき、やりたいことが見つからないとき

試して頂きたい方法を解説していきます。


❶「共感的ひとり言」による感情消化
❷「邪魔する人」がいない環境で活動する
❸「やりたいこと」は自分の中を掘り進める
❹「心の負荷」を下げるスモールステップを作る
❺「自分の中にある本音」に善悪の評価をつけない


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❶「共感的ひとり言」による感情消化

あなたは「ひとり言」というと、

どういったイメージでしょうか?

一人でブツブツ言ってるちょっと危ない人、

変わりもの、あまりいいイメージは

ないかもしれませんね。

しかし「ひとり言」は「短時間の集中力アップ」

「二人称で行動や気持ちを変える」

「記憶を刺激する」などの効果が確認されています。

HSS型は人付き合いにおいて「感情を抑え込む」

場面が多く、無言で心の中でモヤモヤ

していることが多いです。

「人間関係がストレス」というのは

代表的な悩みですが「人間関係構築」はむしろ得意。

人付き合いに感じた「感情に振り回される」

パターンがほとんどです。

その時に使えるのが「共感的ひとり言」になり、

例えばイライラを感じたとき、

ひっそり「イライラするなぁ」

「と思ってるんだね」をセットで呟きます。

すると不思議と自分の視野が広がる感覚があり、

モヤついた感情を消化できることがあります。

脳の特性上、外部から直接言葉を吹き込むことで

感情操作が行われ「セルフ共感による」

感情消化がうまくなり、

慣れてくれば意図的に「前向き」な

感情を作り出すことができます。

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❷「邪魔する人」がいない環境で活動する

自身の発想や変えたいことに対して、

邪魔したり敵意をもつ人がいる環境では

HSS型は力が発揮できません。

萎縮して遠慮するというのはあるのですが、

公平性に準ずる気質が自身の都合で

「邪魔する人」から距離を取ることを

良しとしない特性があります。

その結果、距離をおくべき相手にまともに

関わってしまい自分を傷つけてしまう

パターンが見受けられます。

距離を取るのが難しい環境では、

さりげなくおだてたり、みんなの前で

「さすがですね」と誉めたり

敵意が和らぐ方向性で調整するのが吉です。

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❸「やりたいこと」は自分の中を掘り進める

「できれば自分に合った仕事をしたい。

でもすごい人たちのようにやれる気がしない」

他人軸でやりたいことを考え、

道を見失うのはHSS型あるあるなのですが、

あなたに向いている仕事は、

自分の中を掘り進める方法が今のところ有効です。

HSS型HSP提唱者のアーロン博士によると

「人と同じように道が用意されている

わけではない。自分で魂が満たされるか

どうか状況に合わせて見つける」

つまり「理屈ではない自分の中に

ある本当のやりがい」を掘り進めていくことで

見えてくるものがあり、

「やりたいから行動する」のではなく

「行動するからやりたいことになる」という

脳の特性を理解するのも

一つのヒントになるかと思います。

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❹「心の負荷」を下げるスモールステップを作る

やらなければいけないことがあっても、

移り気でギリギリになるまで手をつけない…

やるならば大きな成果を出さないと!

これはHSS型あるあるですが

「目から入る情報に強く誘導される特性」を

利用して、やるべき仕事をさり

気なく目の前に置き、

環境から追い込むのは有効な手段です。

少しずつ手をつけている内にのめり込み、

気が付いたら大きな仕事が終わっている!

というパターンが作れるので、

自分の中の「心の負荷」を下げる

スモールステップを用意しておくのは

仕事を進める上で便利です。

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❺「自分の中にある本音」に善悪の評価をつけない

コレは言葉の通りなのですが、つい

「他人からどう思われるか」を基準に

本音に対する「善悪」を評価しがちですが、

自分の心の声に正直になることで、

やりたいことが見えてきます。

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感情の操作方法や能力を発揮できる環境、

自分のなかの「やりたいこと」を

見つけるための考え方を纏めてみました。

少しずつ自分の操作を知ることで、

前向きな舵取りができるようになってきますので、

今日も「自己理解」を深めていきましょう!

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