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HSS型HSP個性の取説 08 -秘められた能力について

てつおです。

今日は「HSS型HSP」が普段当たり前にやっていることで

他人に褒めてもらうことはないでしょうか?

HSS型は猜疑心も強く褒めてもらったのに裏を取ろうとして

深読みし過ぎることがあります。

以下は生まれ持って備わっている人から抜きんでている

能力を解説していきます。


❶気遣いを超えた同化レベルの「共感力」
❷あるべき姿を思い描く「全体の最適化」
❸1人時間の没頭で急成長する「ハマる力」
❹どこまでも本質を追求する「好奇型リサーチ」
❺柔軟な発想でアイディアが閃く「創造の具現化」


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❶気遣いを超えた同化レベルの「共感力」

一般的な「配慮」「やさしさ」という

気遣いのイメージを超えた、HSP特有の

感覚器官から先読み予測し、

他人のニーズをキャッチします。

例えば、狭い階段をのぼるとき、前に人がいると、

その人を「焦らせないよう」完璧に足音を消したり、

夫の「体調悪いので明日休む」の一言から、

病院のリサーチ、受診時間、明日の

予定の日程変更、冷蔵庫の中身などが

瞬時に駆け巡り、夫に合わせようとします。

デメリットとしては、配慮に気づかれ

なかったり、感情疲労が激しいことです。

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❷あるべき姿を思い描く「全体の最適化」

他人の仕事を見て「私だったらこうするのにな…」

と思うことはないでしょうか?

これは「些細な違いに気が付く」という

「差次感受性」と呼ばれるHSPのスキルです。

「あるべき姿を思い描く力」があり、

1を聞いたら10が分かり、

現状ないものから完成形を予測できる力です。

デメリットとしては、組織などの

「不適切な仕組み」に気が付きすぎて、

改善を提案してしまい、共感されず

「面倒な人」と思われてしまいやすいことです。

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❸1人時間の没頭で急成長する「ハマる力」

あなたは習い事など始めたとき、短期間で急成長し、

人に驚かれたことはないでしょうか?

HSS型は一人時間の深い没頭に入ると、

ノルアドレナリン、ドーパミン、

エンドルフィンなどの脳内物質が

ドバドバ放出され「創造性、課題解決能力が4倍」

「新しいスキルの学習スピードが2倍」

「疲労を感じなくなる」

などの状態になるので、集中力を発揮して

一気になにかを達成することができるのです。

デメリットがあるとすれば、

家族との時間などをおざなりにしてしまい、

寝食を忘れてしまうこともあり心配されることでしょうか…

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❹どこまでも本質を追求する「好奇型リサーチ」

リサーチと言えば検索ですよね。

HSS型の検索とは「文ではなく単語で検索」

「検索できないときは類義語で」

「何を知りたいか明確にしてから検索」

「答えが見つかるまであらゆる方法で継続」

など「本質好き」から直感で「本当かどうか」を

高確率で見極めます。

より早く、より的確に、目的のものにたどり着く、

試行錯誤の能力を指しています。

デメリットがあるとすれば、芋づる式に次々と

調べたい欲求が出て、気が付けば当初の

目的と全然違うことを調べていたりすることでしょうか…

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❺柔軟な発想でアイディアが閃く「創造の具現化」

論理的な「垂直思考」に対して、

常識に縛られずアイディアを生み出す

発想法の「水平思考」という考えがあります。

例えば「オレンジ13個を4人の子供に

公平に分けるには?」という問いに対して

3つずつと残り一つを4等分するというのが

論理的な「垂直思考」、オレンジジュース

にして4等分するという、発想があるものを

「水平思考」と言い、HSS型は後者がとても得意です。

デメリットとしては、組織などで

「常識外れの烙印を押されかねない」

「失笑のネタにされかねないリスク」を

抱えているので慎重に発言が求められるところです。

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代表的な5つの「能力」を取り上げてみましたが、

当たり前のように行動できていたことが、

多くの人から見ると、真似できない優れた力だったりします。

デメリットも共存しているので、

どこで、どのように、発揮するかが鍵となります。

できるだけ自身の特性をフラットに評価し、

「能力」を適材適所でうまく使用し、

仕事に発展したり、感謝されたり、

生きづらさを徐々に手放していける手がかりになるので、

参考にしてみてくださいね!

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