HSS型HSP個性の取説 92 -組織で働く辛さについて
おはようございます。
今日は「HSS型HSP」が大人数の組織で働く辛さ、
どうしても疲労困憊になってしまう理由を解説します。
例えばこれはあるオフィスでのよくある
デスクワーク環境をイメージしていますが
例えば上記のような状態に心当たりはないでしょうか?
順に解説していきます。
❶「不機嫌な人」に感情を引きずられる
あなたは職場に「自己主張の激しい人」
「あからさまに不機嫌な人」が近くにいると
どうしても感情を引きずられないでしょうか?
「人の感情に敏感」なHSS型は
このような人がいると、どうしても感情が乱れ
目の前の作業に集中できなくなります。
これは性格の「弱さ」ではなく「気質」になり
「気にせず」「配慮せず」同じ空間で過ごすことが
気合だけでは不可能になってしまいます。
多くの非HSPさんに理解されずらいポイントのひとつです。
❷「音を立てる人」がどうしても気になる
あなたは複数人数が集まる職場では、
他人の「キーボードのタイピング音」
「椅子を引く音」「お菓子を食べる咀嚼音」などに
意識が削がれないでしょうか?
「些細な音に敏感」なHSS型は、終始「音」に
「悩まされ」「気を取られ続ける」ので
作業に集中できなくなります。
もし「こんな些細な音に敏感な自分がおかしい。
我慢しよう」と思ってしまうと、より一層、
感情疲労に拍車をかけ、人知れずストレスを貯め込んでしまいます。
❸「昼休憩の世間話」ですら負担が半端なく
あなたは会議などでしっかり意見を言えるのに、
職場などの昼休憩で「中身のない雑談」が苦手ではないでしょうか?
回復するはずの昼休憩でまた疲弊してしまうと
ハッキリ言って休める時間がありません。
人の感情に配慮してしまう特性から
「人に合わせた受け答え」「期待するキャラを作る」
深い会話にしないよう「頑張って軽い話をする」ので
常にアタマは感情疲労してしまいます。
「中身のない雑談」をデキない自分に罪悪感を抱えず、
そういう特性だと割り切って
一人で回復することをおススメします。
❹「背後に立たれる」と異様に落ち着かなくなる
あなたは例えばPC作業中、真後ろに人が立つと、
どのように感じるでしょうか?
異様に背後が気になって、目の前の作業に
集中できなくなりませんか?
HSS型は自分のパーソナルスペースに人が入ると、
著しく気を取られ作業に集中できなくなります。
「後ろに人がいるだけで集中できない自分がおかしい。我慢しよう」と思ってしまうと、気にしないよう
改善することができないので、
さらに人知れずストレスを貯め込んでしまいます。
❺「スケジュールが乱される」と気持ちが乱れまくる
あなたは「仕事の全体像」をうまく捉え、
本質を見抜き、計画的にプロジェクトの段取りを
立てるのが得意ではないでしょうか?
組織ではチームワークが必要不可欠。
例えばメンバーが「急な仕様変更」「効率の悪い行動」
を取ることで、理不尽に作業時間が増えたり
乱される場合、著しく感情が消耗します。
人一倍全体像をすぐに把握したり、
本質を見抜く力は長所ですが、「非効率なこと」や
「危機管理が甘い」ことが見えすぎて、
指摘せずにはいられなくなり疲労します。
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複数の人が集まる組織では、人の感情や音や引きずられ、
必要以上に疲弊し持ち前の能力が発揮されません。
その特性がマイノリティーであり、多くの人に共感や理解が得られないことで
「気にしすぎじゃない?」「メンタルが弱いんじゃない?」
「繊細さんて面倒だね」
と思われると、著しく自己肯定感を下げてしまいます。
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