世界観episode 18 -リアル尾崎豊 (HSS型HSP高校生編③)
高校生2年生になり、相変わらずバイトは
続けていたが、精神障害の兄がいたり
団欒に常に親の圧を感じる家庭の
芳しくない事情が、徐々に僕を
社会反発への道へ誘います。
毎日奈良県の郊外から都会の高校へ通う
電車は満員で、サラリーマンの皆さんと
憂鬱な顔で、おしくらまんじゅうに耐えて
いたのを思い出しました。
将来の夢は全く思いつかなかったのですけど
将来は絶対に満員電車に乗らない
人生を目指したいなと
何となく思っていました。
地元の奈良県では友人が単車を乗り回し始め
徐々に影響を受けていました。
しかしHSS型の個性を求める特性は
50CCのカスタムミニバイク「モンキー」
を手に入れます。
モンキーは一言でいえば改造が楽しい
マニア心をくすぐる一台だった。
タンクを交換し、マフラーを交換し、
いっちょ前にアメ車のような
エンジン音をふかしていました。
当時、最寄り駅までモンキーで
通っていたのですが
ある日、時間がなさすぎて、駐車禁止の場所
に停めていたのを撤去されてしまいます。
そしてどうしてもその日、モンキーの
改造パーツが届いた日で
まだ若くてアホだった僕は
どうしてもパーツを試してみたくて
夜中に友達と撤去された自分の
モンキーを近くに転がっていた看板を
スロープにして勝手に
自分の家に持って帰りました。
そしてこの行為がやばかったみたいです。
後日、警察から連絡が入り「窃盗」と
見なされてしまい、初めて警察にお世話に
なることになりました。
事情聴取を受け、反省文の始末書のようなものを
書かされ、厳重注意で終わりましたが
衝動に突き動かされ、アホなことを
してしまったのを反省しました。
「盗み」や「人を傷つける」行為は
幼少期から親に絶対にやってはいけないと
呪いのように、教えこまれ
またHSS型の正義感に準ずる気質は
自分ではちょっと悪党には憧れたけど
絶対に出来ないチキンでした。
そのつもりはなかったのですが
当時流行っていた「尾崎豊」の歌詞
にもある「盗んだバイクで走り出して」
しまいました。
そして学校や家にも居場所がないような
彼の作詞に激しく当時共感していました。
これは後に知ったのですが、
「尾崎豊」さんもHSS型HSPだったとの
データも残っており、ここまで共感できたのも
偶然じゃなかったのだなぁと後に知ります。
『孤独になる事も、淋しくなる事も、
誰にも理解されない事も、
それは思うように生きる事の
代償なのかもしれない』
これは個人的に一番刺さっている彼の名言
ですが、Twitterでも共感系発信していました。
https://twitter.com/tetsuopapa0307/status/1681745877961158660
僕の高校生中期はなんとなく
そんな感じでサラリーマンに抵抗があり
勉強する意義も感じられなくなり
延々授業中は寝ていたり
学校も徐々に突発的に休んだり
将来に対する「やりたいこと」も
見つからず、だんだんやる気のない子に
なっていきました。
世界観episode 19 -始めてのクラブ、サブカルチャーとの出会い
へ続きます
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