HSS型HSPの日常 143 - 生きづらい「常識」の正体
おはようございます。
あなたは普段、
毎日の生活でストレスを抱えたり、
不安を抱えたり、
楽しいことももちろんあるけど、
我慢することや
生きづらいと思うことが
多いのではないでしょうか・・?
今日は僕なりにHSS型にとっての
「生きづらさ」という部分を
できるだけかみ砕いて
考察してみたいと思います。
まず前提にあるのが「常識」自体に
ストレスを抱えやすい。
「常識」と呼ばれるものに
対して、自分の気質との相性が悪い。
という部分が生きづらさに
直結しているでしょうか・・?
では「常識」とは何でしょうか・・?
多くの人が円滑な社会を
成り立たせるために作られた
暗黙のルールのことです。
そしてこの「常識」自体は
時代によって、変化するもの
なんですよね。
例えば現代社会では
会社員など「組織」に所属して
自分の多くの時間と引き換えに
固定給という対価を受け取るという
システムを利用している人が
メインストリ-ムですが
これが江戸時代なら
多くの人は「農民」として
「農業」を営んでおり、
「士農工商」という階級制度に
分かれていました。
①武士
②農民(漁民や林業従事者含む)
③職人
④商人
という順番に格付けがあり、
農民にプライドを持たせて
きちんと年貢を払うように、
そして商人は金持ちで
贅沢しているけど
お金を扱う卑しいもの
みたいなイメージを植え付けて
いたという逸話もあります。
これを現代社会に置き換えてみると
①武士 → 政治家
②農民 → 会社員
③職人 → 作家、個人事業主
④商人 → 起業家
もちろん現代社会は身分などは
存在しませんし、
自由に生きられる
権利が誰しもに与えれているにも
関わらず
多くの人が
②農民 → 会社員
を選んでしまうのは、
会社員制度が一番優遇されていて、
疑問を持たずに年貢「税金」を
納め続ける教育を
され続けてきたから
に他ならないと思います。
もちろん
「政治」自体を批判するつもりは
ありませんし、社会の構造自体は
個人の力ではほほ変えようがないので
ここでは成り立ちの理由を
知った上で「捉え方」を
考えていければと思います。
つまり「会社員」や雇われ以外
の方法で生きていく道はあれど、
経営者や商売をしている
家の子供に生まれない限り、
幼少期から大人になるまで
ほぼ学ぶ機会もありません。
こんなに毎日払っている
「税金」の知識すら
フリーランスになってから
やっと
「確定申告」
という言葉があることを知りました。
つまり国としては、
「税金」の知識を知らないで
一生疑問を抱かず、
一生起業や商売で「節税」されず
淡々と国のために「労働」してくれる
人を育て上げたいのです。
そのために作られたのが、
学校教育による「常識」です。
学校ではテストという、
与えられた問題に対して、
正解を回答するという、
正解を求められる教育が
植え付けられていきます。
そして「会社員」とは
まさにこの「正解」を答え続ける、
決められたことを「守り続ける」
ことが一番得策になります。
フリーランスや起業家は
この「テストの問題を作る人」
「正解を無数に答えられる人」
「仕組みを作り替える人」
に他なりません。
HSS型はその類まれなる「発想力」が
売りで、まさに後者の能力が得意です。
日本の国力が落ちてきたのは、
色々ありますが、
一言で言うと
この集団で正解を回答する時代
(高度経済成長期)
↓
個々の発想力が求められる時代
(情報化ネットワーク社会)
について、
取り残されてしまった
ところにあると思います。
これからの時代は
「テストで良い点数を取れる人」
はAIやデジタル技術に淘汰され
「テストの問題を作れる人」
はどんどん仕組みを作り、
世の中でアドバンテージを
取っていけます。
この「常識」の圧力に負けず
世界的な時代の追い風にのり、
「発想力」で自分だけの世界を
是非、作り上げていきましょう!