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なんのために準備してるのか?

2025年2月23日(日)に【第28回福岡県作業療法学会】が行われます!

このnoteでは学会の運営側からの目線で【第28回福岡県作業療法学会】の学会長である私が、学会が出来上がるまでの課題や奮闘についてを書いていきたいと思います。

今回のテーマは「なんのために準備してるのか?」です。

学会まであと1ヶ月半を切りました。
参加申し込み学会開始1週間前までなのでお忘れなく!

講師の紹介のページが新しくなりました!よかったら!!


今回は学会の準備を約1年間継続してきた、今の気持ちを赤裸々に綴ってみたいと思います。

少し愚痴っぽくなりますがお付き合いください。




学会の準備は大変


本当にこの一言につきますし、全国の学会運営を行っている人たちに敬意を表します。

私は今までに4回ほど学会の運営委員として携わってきましたが、毎度大変ですし「次はもうやらない」と終わった時は思ってしまいます。

そんなこと思いつつも、ついには学会長までやるんですから、こういう文化祭前の準備みたいなことは実は好きなのかもしれません。

(そういえば運動会の当日よりも準備として運営してる方が好きだったような)

そんなこんなで、学会の準備はまあ大変です。

でも、その大変さが嫌なのか?と言われるとそういうわけではないんです。

難しいこと、大変なこと、たくさんありますが、でも、それをどうクリアするかを考えること自体は嫌いじゃないんですね。

その結果、どんなものが出来上がるかは当日にならないとわからない。

そういった見えない景色を想像するのは意外とワクワクするものです。


”参加しやすい学会”と向き合う日々


今回の学会は、学会長として、「どうやったら参加者が集まるか?」とも向き合う時間が多くありました。

これは今まではあまり意識したことがなかったんですが、学会の盛り上がりを伝えるためには、単純に参加人数が伝えやすいと思いましたし、学会自体も参加者が多い方が何かと盛り上がると思っています。

参加者を集めることが学術大会の目的ではない!という声もあるかと思いますが、では学術大会として発展性が多いのは参加者が多いと少ないならどっちでしょうか?

学会長として、今回はこの問題と向き合いたいと思いました。

だから、実は今回の学会は参加者が「参加しやすい」「参加したくなる」にはどうしたらいいかを1年前からずっと考えて仕組みを作っています。

2日間あった学会を1日にして、
学会会場をアクセスが一番良い場所にし、
ビギナー発表の枠組みを作り、
事前勉強会を行ってレジュメ作りを支援し、
事例検討会を作って主体的な学び場を準備し、
オンデマンド講師を作って参加の選択肢を作り、
学会当日やその後も楽しめるようにする。

その他まだ細かい仕掛けは細々あります。

実はそのための行動をずっとしてるんですね。

その結果、発表演題数59演題となりましたし、事前参加登録者も100名を超えてきたので、一定の成果は出ているのかなと思っています。

一つ一つ進めてきた準備も大詰めなのですが、これからもまだ手を打っていきたいと思います。

運営メンバーは働いている


そんな学会長の思いつきに振り回されている運営メンバーには感謝しかありません。

その思いを汲み取りなんとか形にしようと、今も試行錯誤してくれています。

みなさんに知ってほしいのは、この運営メンバーは学会の運営もしながら、みなさんと同じ普段の仕事も同時にこなしています。

これは運営メンバーだけでなく、協会の職員・理事・その他メンバーの方も同様です。

こうやって、私たちが作業療法を当たり前のように社会的立ち位置として確立しながら働けるのは、時間を割いて行動している人たちの力があることをたまに思い出してもらえればと思います。

学会運営当日は、学会の運営メンバーに、一言だけ「ありがとう」を伝えてもらえたらと思います。


それでも届けたいのはなぜ?


そんなこんなで、1年以上、必死で準備を進めている学会ですが、なんのためにやってるんでしょうか?

私自身も多くの時間を学会に投資しています。
どうしてそんなに?と思う人もいるかもしれませんが、私にもちゃんと取り分があるんですね。

だって、学会長じゃないと出来なことがたくさんあるからです。

発表者の努力に応えたい から
講師の方の想いを伝えたい から
参加者の交流を作りたい から
作業療法を知ってほしいから

いくつかや理由はあると思いますけど、
やっぱり自分が一番楽しみにしているんだと思います。

自分が時間を使って、作り上げた学会は今の自分を表すものでもあります。

これらのことを達成した先に、おそらく自分が学会で見たい景色があるはずだと信じています。

もしかしたら納得いかないものかもしれないですが、それはまた私の今の実力なんだということを知ることができます。

こういったチャレンジは自分自身にたくさんの気づきを与えてくれます。

そして、みなさんにもその景色を見てほしいし、一緒に見てみたいです。

あと1ヶ月半。

思い残すことないように走り抜けます。


お知らせ

運営委員を募集しています

そんな学会では当日の運営委員を募集しています。
一緒に思いを形にしてみませんか?
申し込みはこちらから。
※運営委員の方には交通費とお弁当の至急があります。


OTケースディスカッション

事例を通して楽しく話をしながらお互いの悩みや思いを共有しましょう!
参加される方は申し込みの際に「OTケースディスカッション」の申し込みを選択してください(無料です)。既に学会に参加申し込まれた方で、後から参加希望される方はPeatixのメッセージよりご連絡ください。


市民公開講座

一般市民の方向けに「自動車運転」に関する講座も同時に行います。
参加費は無料です。 PT・ST・他職種・一般市民の方もご参加できますので、ぜひご参加ください! 拡散のご協力もよろしくお願い致します。


参加申し込み

学会の詳細はホームページ、Instagramで発信しています!
ぜひご参加ください!
お申し込みも学会ホームページから!!



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