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すみっコと新曲リリース(ネタバレ無し)
こんばんは。
11/3に公開された
「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」を
観てきました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121259174/picture_pc_f0979553cde17fd3704c133f43831f02.jpg?width=1200)
まだ公開して間もないので、ネタバレをしない程度にあらすじを。
ぺんぎん(本物)が、しろくまの元に荷物が届けます。
それは、ツギハギだらけのぬいぐるみと手紙。
「元気にしてますか?
あなたが寂しくならないように、双子の兄弟に預けてあった、幼い頃から大切にしていたぬいぐるみをあなたに贈るね。」
北に住むしろくまのお母さんと、しろくまの双子の兄弟からでした。
しろくまはぬいぐるみを抱き、懐かしく思います。
すると、ぬいぐるみの胸に付いていたハズの、ボタンがない事に気がつきます。
どうやら、ぺんぎん(本物)が道中落としてしまったようで、みんなで探しに行きます。
ボタンは見つかりましたが、ふとした拍子にコロコロ転がって行きます。
すみっコ達はボタンを追いかけて行きます。
すると、しろくまだけに
“ポタ…ポタ…”
と何かがこぼれるような音が聞こえました。
ボタンは、大きく古びた建物の中へ。
すみっコ達が恐る恐るその中へ入ります。
真っ暗な中、しろくまはスイッチを押してしまいました。
それは工場の稼働スイッチでした。
パッと工場内が明るくなり、奥から
一匹のコが現れました。
そのコは、「くま工場長」と言います。
くま工場長は、すみっコ達とおもちゃを作る事になるのですが…………。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121260570/picture_pc_e2a36a155df904ccd8898748839f0961.jpg?width=1200)
今回のテーマは「労働」なのかな?
それだけにとてもリアルに感じられました。
一作目二作目とは違う切り口ですが、
そこは、すみっコらしさもあります。
実は僕、2回映画館で観てます。
3回目も行こうかなって思うくらいの気持ちです。
自分で言うのもなんですが、
同じ映画を何回も映画館で観るのは、
「SAW」以来です(笑)
今回の核心の場面、僕にはものすごく刺さったのです。
深くは書けないのですが…。
ここで唐突にお知らせ!
この度、オリジナル曲「ハイド」がリマスターされてアップロードされました♪
なぜいきなり音楽活動の話?と思われた方、
大丈夫、すみっコの話に繋がります。
僕がすみっコ達が好きなのは、自分にも共通する部分がいくつもあるから。
例えば、
恥ずかしがり屋で小心者→ねこ
時々、ウソをつく事がある→とかげ
自分は何なのかわからない→ぺんぎん?
などなど。
今回のテーマが「労働」だと思うと、
「仕事」って何だろう、「自分の音楽活動」って何だろう…と思うのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121261671/picture_pc_8c3a1ce7b74db3f8623ac3842e07d565.jpg?width=1200)
僕がギターを始めたのは、
ブルーハーツを始めとする、ロックスターに憧れたから。
沢山の音楽を聴いて、コピーしていって、
そのうちオリジナル曲が出来ました。
「B.A.B」という曲でした。
これは今はどこにも発表していない曲です。
バンドを組んで、ライブをやって
「カッコ良かったよ!」
と友達とかに言われて、すごく嬉しくて。
もっと、ライブをやろう!
もっと、曲を作ろう!
もっと、有名になろう!
もっと!
もっと!
もっと!
……。
現在。
気がついたら、音楽以外はまるで何も出来ないポンコツになってました😂
家庭も無い。
将来設計も無い。
老後の事も考えてない。
音楽さえあれば、ロックさえやれれば良いと。
世の中が目まぐるしい勢いで動いていく中、夢だけに縋ってしまった僕。
会社の中で、これといって特別な人間でもない。
むしろ、ペーペー。
会社のボーナスの査定なんかどうでもいいし、
昇進なんてまるっきり考えた事なんか無い。
世間体とか見向きもせず、
ひたすらに自分の信じた音楽を追い続けて。
もっと。
もっと。
もっと。
気がついたら、どんな曲を書いて良いのかわからなくなってました。
先述の「ハイド」は、
燃え尽きる寸前の最後の灯のイメージ。
灰になるまで自分のロックをやり続けて、
誰にも聞かれる事が無くても、それでも弾き続けて。
そんな曲。
映画の話に戻ります。
今回は僕にはものすごく刺さりました。
人はきっと、もっと自由に生きて良いんだ。
可愛くて優しい、すみっコ達に教えてもらった気がします。
ありがとう、すみっコ達。