映画「すみっコぐらし~とびだす絵本とひみつのコ」を今更」見ました
Netflixで映画「すみっコぐらし~とびだす絵本とひみつのコ」を視聴しました。
もともと、泣ける映画とは聞いていましたが、
うるうるしてしまいました。僕自身、様々な映画を観てきました。
「タイタニック」でも全く泣かず、「アルマゲドン」ではちょっと感動したくらいで、全然泣けない体質なのです。
が…
こんなに感動するとは思いませんでした。涙してしまいました。
ここからは少々ネタばれ要素がありますので、まだ視聴していない方は、ご注意ください。
絵本の中に入り込んでしまったすみっコ達。
桃太郎、赤頭巾、アラビアンナイトなどの世界があり、
すみっコ達はそれぞれの世界に迷い込んでしまいました。
その中には、自分が何者なのか、どこから来たのかわからないひよこが寂しそうにいました。
自分を探しているぺんぎん?をはじめ、
「このコのおうちを探してあげよう!」を発起します。
すみっコぐらしの好きな所は、すみっコ達それぞれに特徴があって。
僕はその中でもとかげとぺんぎん?が好きです。
僕は、今回の主人公はぺんぎん?だと思います。この映画のおかげで
ぺんぎん?の株が大浮上です。
すみっコ達は基本的にコンプレックスを抱えています。
だからこそ、ひよこの事も他人事に思えなかったんだと思います。
普通なら、新しい友達ができた!とかって言うのが典型的なんでしょう。
ファンタジーのお話なら可能です。
でも、この作品はとある部分がリアルであり、あまりにも残酷なのです。 それを知ってしまう事で
すみっコ達だけではなく、観ている僕達も絶望感を生みます。
すみっコ達はひよこと別れなければなりません。
それでもすみっコ達はただひよこの為に行動します。
僕はこの作品のエンディングで「よかったね、ひよこ…」
ととても優しい気持ちになり、涙腺を刺激してくれました。
ひよこはある意味、自分の力では自分の人生の主人公になれない存在。
ひとりぼっちで何者なのかわからない。だからこそ、たった一つだけ強く願ったのかも知れません。
「ともだちがほしい」
って。
エンドロールの最後まで見てほしい作品です。
心の底から優しくなれます。
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