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お芋を育て、収穫し、落ち葉を集めて焼くまでがやきいも大会です。

10月13日。

今日は「サツマイモの日」だそうです。
さつまいもを「十三里」と呼ぶことから、旬にあたる10月13日を「さつまいもの日」と定められたそう。

さつまいもの日と聞いて、今朝ふと思い出したことがあったので、書き留めておこうと思います。

わたしの故郷では、秋になると

「なべっこ遠足」そして

「やきいも大会」の、2大イベント(個人的な感想です。)がありました。

「なべっこ遠足」については、また今度紹介するとして、今日は「やきいも大会」について。

秋のイベントなのですが、なんと下準備は春にはじまります。

そう、畑を耕して、サツマイモの苗を植えるところから。

学校のグラウンドの横に、大きな畑があって、そこに毎年全校生徒(たしか)で、芋を植えます。ここからすでに、秋の「やきいも大会」の準備は始まっているのです。

植えた後は、各学年の当番さんが水やりしたり、草取りしたりと、お世話をします。当時は特に何も考えずにこなしていましたが、今思うとすごい…。

そして秋。

「やきいも大会」はもちろん芋を掘るところから始まります。

さつまいもって結構掘るの大変ですよね。

余談ですが、20歳くらいのときに親が大量にさつまいもを植えたことがあり、偶然タイミングよく帰省して芋掘りを手伝わされたのときに、小学校頃堀ったなぁ…と思い出しました。めちゃめちゃ大変。

さて、お芋の収穫は終了。

いよいよ「やきいも大会」です。

と行きたいところですが、こでまたひとつイベントがあるのです。

一筋縄ではいかない「やきいも大会」。

やきいも大会は全校生徒で行うのですが、実は前日に5~6年生の生徒が招集され、学校の裏の山で枯れ枝や枯葉を集める任務を遂行します。

そう、焚火の準備です。

こうして、ほぼ自給自足のような状態で「やきいも大会」は開催されるのでした。

今思うと、なんて壮大な学校行事…。でも苦労して焼きあがったお芋は最高においしかったです。

多分、学校がものすごく田舎だったのと当時の担当の先生が「熱い人」だったので、わざわざ山で枝を集めたりとかしてたのだと思います。

いまでもあるのかな…やきいも大会…。

やきいも食べたくなりました。

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