青梅にオープンした映画館「シネマネコ」は、映画&ことりっぷ感が楽しい
2021年6月、東京・青梅に新しくオープンした映画館「シネマネコ」。
どんなラインナップかな?と思ってサイトを見ると、前から見たいと思っていた「フランシス・ハ」をやってたので、見に行きました。
↓こちらは青梅駅。
新宿からJR中央線「青梅特快」で青梅駅まで59分。
なんだ、たったの1時間たらずで行けるんだな、というのが新鮮。
とってものどかな町です。
駅構内には記念碑的な看板たちが。
昭和の昔、映画館がたくさんあった頃は、こうした手描きの看板がいたるところにあったよう。
レトロな町の雰囲気を逆手にとって、「映画のまち」としています。
なんだかちょっと、北海道の夕張っぽい。
あそこも映画の町として、レトロ看板がいっぱいあるんですよね。
駅を出た通りにもレトロ看板がちらほら。
何か映画らしきものを撮影している人々もいました。
これは、たぶんマジレトロ。
こんな雰囲気の道をまがると
ありました! オープンしたばかりの映画館「シネマネコ」。
繊維関係の古い木造建物をリノベーションした、かわいい映画館です。
6月だから紫陽花もきれい。
植え込みも丁寧に整えられています。
建物の中には映画館と、カフェを併設。
映画館の受付カウンター前。
今、上映している映画の一部がパネルになっています。
こちらは併設のカフェ。
ネコをテーマにした本なども飾られています。
窓辺のカウンター席もめっちゃ素敵。
これはオープン記念に作られたっぽい、シネマネコ通信、かな?
今月はこんなラインアップ。
構想から3年を経てオープンにこぎつけたんだそうです。
BLTサンドとオレンジジュース。
このサンドイッチが! おいしかった!
パンが薄くて味わいがあって、めっちゃ気に入りました。
次回もこれをたのむ!
せっかく来たからには飲食を楽しんで貢献したいなと。
カフェオレもネコの肉球型のトッピング。
これ、型を置いて上からココアパウダーをふれば、できるんですって。
イチゴのドーナツケーキもかわいくデコレーション。
これは窓を入れて撮るよね。
昔風の窓枠も、新しいテーブルの木の感じも、とてもやさしい。
料金はこちら。
マップは、「青梅駅」からだと徒歩15分だけど、
「東青梅駅」からだと徒歩7分ですって。
次は東青梅駅を利用しようっと。
ちょっと歩くけど、豊かな山の木々のマイナスイオンをたっぷり吸えます。
なんたって映画+「ことりっぷ」ですから。
これは映画館の後方扉の階段。
Tシャツなどのグッズも。
こちらはトイレ。最新設備でとても清潔。
都心の映画館みたいに狭くてドアにはさまる、なんてこともありません。
映画館の前方の入口扉。
おー、スクリーンがきれいに見える。
最新設備の映画館。
土曜日の夕方なのに、お客さんは数名でした。
とってもぜいたく。
もったいないけど、楽しませていただきました。
ほとんど予備知識なくみた「フランシス・ハ」
めっちゃよかった!
でもこれ、映画館じゃないとこの雰囲気は、味わえない。
家でみなくてよかったー。
没入して、今、青梅にいることとか、全然忘れちゃってました。
そのくらい、いい映画館で、幸せな時間だったってこと。
帰りは東青梅駅に近づくと、駅のアナウンスが
「まもなく2番線に東京方面行きの電車がまいります~」
と聞こえてきたので、走っていったら、
間に合ってスーッと帰れましたよ。
電車ぜんぜん混んでないし。快適。
映画館「シネマネコ」は、発起人の人たちがクラウドファンディングやいろんな危機?を乗り越えて、ようやくオープンに至ったそうです。
私が知ったのはツイッターだったな。
あと、朝日新聞の東京版には載ってましたね。
まだ知らない人が多いと思うので、映画を好きな方にはぜひ知ってほしい。
中央線に乗ってるだけで、スーッと都会の喧騒を離れて、
マイナスイオンたっぷりの田舎に行けます。
電車に乗ってるの、1時間とか、45分とか。
家から渋谷とか日比谷などの都心に映画を見に行くのにも
そのくらいはかかるし
毎日の通勤電車だってそんなもん。
意外と手軽に行けて、ちょっとした「ことりっぷ」感を味わえて、
気持ちのいいカフェでゆっくりできて。
レトロな建物に行く、非日常感が休日のリフレッシュに素晴らしい。
映画館は最新設備で音響もよくて、座り心地もばっちり。
あとは見たいラインアップがあれば、というところで
これからも楽しみにしています!
あ、
「青海」(あおみ) じゃないよ。
「青梅」(おうめ) だよ。