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【新型コロナにみる。お母さんみんな新型iPhone持ってるから僕も買ってよ!事件と同じ構図だと思う話】
2020/4/4 投稿記事
※安倍首相「現時点ではまだ、全国的かつ急速なまん延という状況には至っておらず、ぎりぎり持ちこたえている」発言の解説します。
あー。あー。
そう言うことか。
麻痺してた。頭が。
皆さん冷静になりましょう。
皆さん。こんな出来事ありませんか?
iPhoneの新機種が発売になった1か月後。
電車に乗ってたら。
5人〜8人くらいが新機種を使ってるだけなのに。
「やー、今日電車乗ったらさ。みーんなiPhoneの新機種使ってたよ!」
と言ってしまう事ありません?
電車一両に200人くらい乗るのに、
5人とか8人は「みんな」じゃないんです。
わずか2.5%〜4%。
決してみんなではない。
「思ったより多い。」だけ。なんです。
だけど、新しいものが気になるもんだから。
やたら意識しちゃう。
なのに。高校生とかは
「お母さん、もうみんなiPhoneの新しい機種だったよ。買い換えてよー」と言うのです。
そうすると。
「そうなの?しょうがないわねー」
みたいな空気から購入してしまうわけです。
確かにクラスター発生。
コロナは感染率高い。けど。
現時点では一日全国300人未満の感染かな?
この計算だけでは365日で
わずか109,500人なんですよね。
あ、これ同じ体験を他にもしたな。
ソフトバンクが10年ちょっと前に。
「新規契約者数日本一」
「純増数月に7万件、日本一」
みたいなCM。
大量に流していたのを覚えていますか?
あの時。
ドコモやAUを差し置いて。
このままソフトバンクが天下とるのでは?
みたいな気持ちになりませんでした?
純増とは新規契約者から解約者を引いた純粋に増加した新規契約者数。
実は自分もそう思ったんです。
あー、ソフトバンクの時代だな。と。
そしてドコモ解約して、ソフトバンクを契約したわけです。
ところが冷静に数字をみたら。
ドコモの契約者は当時6000万件とかあるわけです。
※いまは8000万件位。
7万件純増だと。
ソフトバンクがドコモを追い抜かすのに。
6000万÷7万÷12ヵ月=71.4年かかるわけです。
「あ、すげー、こんな増え方なら、ソフトバンクの天下で、ドコモ大変なことに。可哀想。ドコモとAU」
と思ってはずなんですが、
冷静に考えたら、ソフトバンクがドコモを超えることは数十年かかる。
絶対にドコモには敵わないみたいな。
これが数字と雰囲気のマジックなんです。
新型コロナの話に戻します。
実は今回の緊急事態の法律。
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」(2012年可決成立)改正案は「新型コロナウイルス感染症」を追加したんですが。
年間3000人死ぬインフルエンザを前提にしています。
新型コロナウイルスが。
未曾有の危険な、治療方のない、そして爆発的な感染率のウイルスと考えても。
2020年4月3日段階で死者が日本国内で57人
※個人的には志村けんが亡くなって、2000人位死んだ気がしてた。実際はあまり亡くなってない。日本すごいな。
つまり。法律的に想定しているのはインフルエンザで3000人以上の死者用の法律だから。
ちょっとコロナの57人はバランスが悪すぎる。
不公平過ぎるわけです。
だから。
1日東京で100人超え。
死者が毎日10人超え。
くらいじゃないと。
やっぱり雰囲気だけでは政令として発令しにくいよなー。
インフルエンザに怒られそうな気もするもんね。
安倍首相の
「現時点ではまだ、全国的かつ急速なまん延という状況には至っておらず、ぎりぎり持ちこたえている」
と言う言葉は理解できるよね。
確かに「ぎりぎり持ち堪えてるわな。」
と思うわけです。
でも「100人超えたら発令しようかな?
それまで準備頑張ろう。」
って、自分が安倍首相でも思いませんか?
俺はそう思いました。と言うお話