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【コロナの自殺者統計・・増える?減る?】

「新型コロナで自殺者が増えるぞーー。対策をーー!!」
 
という意見の方々。多いですよね。
  
今手掛けている医療機器製造の関係資料に
盛り込まないと行けなかったので。
それについて調べて、ついでに関係各所に質問して見ました。
 
※暇でやったわけではないです。
 
【自殺死者統計 ~~3月の統計】
・令和02年 1701人
・令和01年 1856人 ※平成31年
・平成30年 2005人
・平成29年 1915人
・平成28年 2113人
・平成27年 2301人

(警視庁自殺統計原票データより)
  
例年より今年は自殺者は少ないようで。
医師、厚生労働省と警察庁の知り合いに質問したら。
 
・自殺は「他人より自分が不幸」という気持ちが高まった時に起こることが多い。
・そもそも人とあってない。
・「みんな不幸」という感じなので  
自殺しても、何のアピールにもならないし。
みんなが大変な中で、自殺しても仕方ないという感覚が起きているのでは?

という感想でした。
   
ちなみに戦時中は必ず自殺は減少していたようです。
 
みんなが不幸で生きるのが忙しいときは、自殺している場合ではないようです。

社会学者エミール・デュルケーム(フランス)は、

著書の中で「全国民を巻き込むほどの戦争や内線が起きた時、自殺は確実に大幅に減少する」と述べています。
 
第二次世界大戦中、ドイツ、イタリア、米国、カナダ、英国、スウェーデンでは、日本と同様に自殺率が明らかに減少しており、

国民が自らの意思で一致団結するような状況、
 
特に、国民全体として差し迫った生命の危機にさらされているような場合において、その国の自殺率は低下するということが、客観的に認められているようです。

逆に太平洋戦争が終わって、日本経済が体験したことない最高の好景気の中にあった日本では自殺率は上昇しています。

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