![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/10524625/rectangle_large_type_2_cc948d5e9ee5b3cfbf34936020fe73a2.jpeg?width=1200)
増えよパッドマン、「使い捨て布ナプキンについて男性が語る」ことについて
『パッドマン』、観ましたか?面白かったですねー。クライマックスのNY演説しびれましたねー。
というわけで、最近の僕の興味は「使い捨て布ナプキンについて男性が語ること」です。調子にのって使い捨て布ナプキンブランド「amiee(アミー)」( https://amiee.jp )のキャンペーンボーイになるくらい。
・・・という上記の文章には3つのポイントがあります。
(1)なぜ布ナプキンか
(2)なぜ使い捨てか
(3)なぜ男性が語るのか
(3)が本題だけど、まず(1)と(2)から。
ネガキャンではないけれど、市販の紙ナプキンってビックリするくらい化学物質の塊。それを生理のときに経皮吸収の高い身体に直であてて使うなんて、体調悪いときにカップ麺ばかり食べるみたい。身体にいいもの使ってほしい。
残念ながら経験がないので聞いた話だけど、ちゃんとした布ナプキンを使うと生理の日数や経血量もすっきりする(短く少なくなる?)らしい。データなくて恐縮ですが、、。
でもね、布ナプキン大変じゃない?って思いますよね。僕も、出先で取り換えて持って帰ってとか、洗って干してとか、手間かかりそーと思っちゃう。
なので、「使い捨て」の布ナプキン。
ライナーみたいに使える便利な布ナプキンがあれば、布ナプキン使用人口も増える。そうすればPMSとかで苦しむ人も減る。そうすれば世の中ちょっとポジティブになる。健康に気づかえる人が増える。
自分を慈しめる人を増やせるって、とても大事。自分を慈しめるから、他の人も、社会も、未来も慈しめる。
そこで入るツッコミが、「使い捨て」についてかなと。エシカルに関わる活動をしていると、「(ゴミとして)捨てる」ことに敏感な知人が多いので。
たしかに、洗って何度も使う布ナプキンに比べて「使い捨て」は資源の面では喜ばしくないかもしれない。それはしょうがない。
でもね、化学物質の塊の紙ナプキン(もはや紙とよべないんじゃないかと・・)を使って捨ててそれが燃やされて、ダイオキシン的なものが出たりして、、、使っている女性の健康にも疑問があって、、という循環を断ち切れるのなら、「使い捨て」の布ナプキンで全然いいじゃん!と思う。捨てられても、綿など天然繊維と血がまた自然に還っていくわけだし。
100%エシカルじゃなくても、充分エシカルだよ。
それよりも、使い捨て布ナプキンをきっかけに毎月ちょっとだけ自分を慈しむことを考えてくれる人が増えたほうがずっと素敵。
エシカルって、社会とか環境とかにいいことってとらえられるけど、それが最初じゃない。自分にいいこと、が最初なはず。
自分によくて、地球にいい。そして未来にいい。それがエシカル。
思うんですよね。会社のお手洗いに使い捨て布ナプキンが衛生的に常備されていて、みんなが使えて、自分の身体を大事にできて、健康にポジティブに働けるようになるといいなーって。
そんな社会になるためには、男性だってナプキンについて話しができるようにならないと、、。というので本題の(3)について。
世の中には2種類の人間しかいない。「生理がある人」と「生理アライ」。
生理は特別なことでも隠し事でもなく、誰にもかかわること。だから、もっとフランクに話せてもいい。でも男性は、生理は女性のことだと思って、他人事として知らんぷりして、無知だったりする。
挙句の果てに、被災地で生理用品を求めると贅沢だとか、不謹慎だとかいう謎なことを言いだす人がでたりする。この21世紀に。
女性や他のセクシュアリティから、もっと生理や広く性について話そうよっていう活動は出てきてるんだから、男性だって変わらなきゃ。
「すぐ身近にあって、でも見ないふりをして、語られなかったこと」について話しをすることって、これからの未来ではとても重要。生理や不妊、LGBT・SOGIとか、性暴力やハラスメントについてとか・・。
線引きして、カテゴリーで分けて、隠していく時代ではもうないはず。
組織で働く上で、男性も生理について認識があって、過剰な配慮はしないけどちょっと体調が悪いときとかは理解しあえるチームっていいと思う。たぶん生理についてだけではなく、個々人のさまざまな背景についても話しやすい組織になる。アウティングとかには気を付けないといけないので、よりセンスが問われるけど。
僕個人だと、大学中退してフラフラしていて28歳でセゾングループに就職したときの上司のお姉さまが、「私と働くのなら生理周期とか知っといて!」と言う人で、ナプキンを買いにパシらされたりした。だから職場で生理について話しをするのって当たり前、、という育ちだったりする。
ちょっとハラスメントじゃね?ということは別として、人間同志が一緒に働くのだから、人間らしい個別事情をシェアしあって思いやりもって仕事できるのってすごくいい!と実感をもっていえる。安心安全で、楽しい。
なので、男性は生理を他人事として見てみぬふりをするんじゃなくて、「生理アライ」という当事者性をもてたらいいなと思う。
そのうち「男性から女性に使い捨て布ナプキンをプレゼントする」という企画をやりたい。信頼関係があった上でだけど(セクハラすれすれ説あり)、近しい人の身体を思いやって、慈しみの時間を贈れることってよくないですか?
とりあえずは、「使い捨て布ナプキンについて男性が語ること」をもっと増やそうというところから。
そんないろんな話しができる商品が使い捨て布ナプキン「amiee(アミー)」だと思う。しかもPlan Internationalさんへのチャリティーつきだよ。
「amiee(アミー)」 はクラウドファンディング挑戦中です! ぜひHPもご覧ください!
https://www.makuake.com/project/amiee/