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「自分で物を作れる人」。コロナ禍に、元パタゴニア辻井隆行さんの言葉を思う。(エシカル100考、89/100)
昨秋、パタゴニアの日本支社長をご退任されたばかりの辻井隆行さんにお会いしたときに、
「辻井さん!無職おめでとうございます!これからどんなことされるんですか??」(かなり失礼な奴だな、僕)とお聞きしたら、
「うーん、やっぱり自分で物を作れる人って強いと思うんだよね。物を作れたり、調達できたりって、すごくない?そういうことやってみたいよね、、。これから大事になってくるよー。」
と答えてくれた。
今、コロナのために分断がおこり、東京なども都市封鎖(ロックダウン)の可能性が出ている。
自分(と身近な人)を保ちながら、身の丈の暮らしを大切にすることが、社会を大切にすることにつながる。一人でちゃんと立つことと、お互いに支えあうこと。
そんな時節を思う時、「自分で物を作れる人って強い」という辻井さんの言葉が痛切なまでに身に沁みる。
辻井さんすげーな、よくそんな感覚もっていらしたな、というかなんか予見してたのか?!?
とか思うけど、コロナが不可逆的に世の中を加速させただけで、変化というか予兆は着実にあったということだろう。
僕は自分で何の物も作れない(ミントの苗を種苗屋で買ってきたのと、秋になると庭からコウロギが発生するので捕まえれば昆虫食はできるくらい)けど、人や社会に資する無形物なら作れなくもないかも、、なので、とりあえずできることを頑張る。エシカルペイフォワードという場も、できる限り開き続ける。
自分で何が作れるのか考えることと、一人で何もかも作れるわけがないし、何かを作ることが困難な人もいるのだから、支えあうこと。
あとは、、芋と陸稲を作っている本家に修行しに行こうかな、、。