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そろそろ海外旅行に行きたい【ひとりごと】

 新型コロナウイルス感染症が流行してから2年が経った
 ロシア・ウクライナ戦争が始まって1ヶ月が経とうとしている

 Twitterで誰かが呟いていたが、景気が上がらないだの閉塞感だの言いながらも、世界のどこにでも旅行に行けて、少し先の食事やエネルギーの心配をせずに、夜には飲みに歩ける時代というのは本当に貴重で素晴らしいものだったのだろう
 健康は失ってはじめてその大切さがわかるように

 とはいえ、永遠にそれらが失われたわけじゃないし、コロナに関して言えばワクチンの普及とともに各国では規制が緩みつつあるようなので、あと1年もすれば海外旅行に行けるようになるのではないかと思っている


 海外旅行に行けるならどこに行くか?
 気になる女の子と二人で飲みにいったらだいたい聞く質問だ
 俺はイタリアとキルギス、タイに行きたい

 イタリアはどこにいっても良さそうだ

ヴェネツィア(wikipediaより)

 ジョジョ5部のジョルノの旅路を後追いするのも楽しそうだし、
 ナポリやジェノヴァ、ヴェネツィアやローマなどの観光名所にいくのもいい
 なぐもさんのように食べ物にフォーカスを絞ってもいい

 イタリア語をもう少し不自由なく話せるようになったら、1ヶ月くらいAirbnbとかで貸アパートを借りて、ゆったりするのもいい

 タイはリゾート半分、市場半分だな
 タイ料理の食べ歩きと東南アジア特有のあの蒸した空気。バイクの排気ガスが肌にまとわりつく。どこにいってもナンプラーの香りが鼻をくすぐる
 リゾートでは何もしなくてもいいし、マリンスポーツを楽しんでもいい。

https://www.thailandtravel.or.jp/areainfo/phuket/

お金が必須だから、なかなかハードルが高いのが欠点だな

 キルギス。ああ、キルギス
 元は乙嫁語りを通じて知っただけの中央アジアの一国だったが、なぜか惹かれてしまった
 かつて日本人とキルギス人は同じだったらしい。肉が好きなものはキルギスに住み、魚が好きなものは日本に住んだと言われている
 定番のツアーコースはユルトに住み、乗馬をしながら、自然を楽しむものらしい

 いつかは自分の馬を買って、モンゴルからトルコまでを横断したいものだ


 2022年3月19日現在で海外に行く際はいくつかのチェックすべきポイントがある。

  1. 目的国の入国時のコロナ関連措置

  2. アクセス

  3. 日本帰国時のコロナ関連措置

1. 目的国の入国時のコロナ関連措置

 行く時は各国の在外日本大使館のHPを確認するのが一番良い

12 月 23 日現在、キルギスに入国される方は下記の条件下で入国が可能となっておりますが、状況は流動的ですので、常に最新の情報を確認してください。
外国籍及び無国籍の方は、①(検体採取日時より起算して)入国72時間
以内に実施された PCR 検査結果、もしくは②新型コロナウイルス・ワクチ
ン接種証明書
を提示しなければなりません。

https://www.kg.emb-japan.go.jp/files/100278403.pdf

1.イタリア渡航のために提示が必要となる書類等
以下の(1)及び(2)のいずれか一つを提示する必要があります。
(1)EU Passenger Locator Form(入力の上、提示)
(2)以下のいずれか一つ
 ・COVID-19グリーン証明書
 ・上記と同等の証明書(いずれか一つで可)
  a) 欧州医薬品庁(EMA)が認可したワクチンの初回接種サイクル完了(2回接種が必要なワクチンは2回接種が完了)を証明するもので、接種完了から9か月以内のもの
  b) 上記接種に加え、EMAが認可したワクチンでブースター接種を受けたことを証明するもの(現在のところ無期限)。
  c) 6か月以内に発行された新型コロナウイルス感染からの治癒証明
  d) イタリア入国前72時間以内に実施したPCR検査の陰性結果証明又はイタリア入国前48時間以内に実施した抗原検査の陰性結果証明。

https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_tokoJPIT.html

 国にもよるが、ワクチン接種証明書があれば72時間以内のPCRは不要というところも多い

 なお、「入国」とその国での活動はまた話が異なる。基本的にはマスクは必要になる様子だが、そこはそれぞれの国の情報をきちんと収集した上で、判断することが不可欠だろう
 現在の日本の「まんぼう」「緊急事態宣言」のように、飲食や外出に制限が出る可能性は否定できない
 幸いビザ免除措置は継続しているところが多いため、長期でなければビザ取得は必要なさそうだ

2. アクセス

 2年前に比べて、国際線の本数は圧倒的に減っている
 https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr19_000005.html

 2018年と2021年の航行状況を比較すると改めて愕然とする
 数年前の感覚でいると飛行機がない!という状況になりかねない
 イタリアに行くなら、成田(日本)→フランクフルト(ドイツ)→ミラノ(イタリア)と乗り継ぎが必須
 キルギスになるとそもそもビシュケクへの便が、モスクワ(ロシア)、タシュケント(ウズベキスタン)、イスタンブール(トルコ)、ドバイ(アラブ首長国連邦)あたりしかない。
 タシュケントやモスクワが使えない現状だと、乗り継ぎ一回で行くには、羽田(日本)→イスタンブール(トルコ)→ビシュケク(キルギス)か、成田(日本)→ドバイ(アラブ首長国連邦)→ビシュケク(キルギス)となる。
 慣れない航空会社だとlost baggageの可能性も高くなるため、いつも以上の注意が必要になる

3. 日本帰国時のコロナ関連措置

 目的国にも問題なく入国できることがわかった。飛行機もなんとか手配できそうだ。目的国での宿やアクティビティは好きに選ぶとして、最も重要なのは「帰国する」ことである

 めっちゃわかりづらいサイトだ。さすがは日本

 大事なことは
 1. 出国前72時間以内に検査したPCR陰性証明書
 2. 検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出
 3. スマートフォンの携行、必要なアプリの登録
 4. 質問票の提出
 5. ワクチン接種証明書の提出(任意)
 
の5つが求められること。
 ワクチン接種証明書が任意なんですよ。まじ使えねー。反ワクチンのお気持ちのために公衆衛生をゴミクズにする我が国万歳。

 さて、悪態は置いておいて、ワクチンを適切に接種した人ならば、上記5つが必要になる。
 なかでもPCR陰性証明書が1番のネックだろう。

 かなり細かいことに気を配る必要があり、語学に自信のない人にはもっともハードルが高い。目的国に行く前に、どこでなら検査ができるのか、そもそもいくらぐらいかかるのかを把握することが重要だ

 PCR以外は割となんとかなる。
 隔離・待機は特定の国・地域でなければ、自宅待機に変更可能(自宅までは公共交通機関の使用不可)。

 スマホアプリは有効性は甚だ疑問だが、インストールすればとりあえずOK
 質問表は、まあどの国でもやっているようなので仕方があるまい

 なお、各国で重要視されているワクチン接種証明書だが、我が国三回接種していると、隔離・待機期間が短くなるかもしれないというだけ。それだけ。


 出国に関してはそこまで大変ではなくなったが、帰国が面倒臭すぎる
 律儀に守らない人も多いようだが、それを推奨はできまい
 俺の感想としては、今は静観。PCR検査と隔離が解決するか要件緩和すれば、なるはやで旅行に行くのが正解だろうな

 あと、ロシア・ウクライナ戦争の最中だからなお意識するようになったが、海外旅行のときは「たびレジ」をした方がよさそう
 「たびレジ」っていうのは海外旅行の入山届けみたいなもの。ちょっと違うか。有事の際に連絡が来たり、安全に関する情報が入ってくる。
 孤高の旅人とは遠くなってしまうけど、安全に安心にを優先するなら色々と準備した方がいいよ

 来年何があるかわからない
 将来に備えるのも必要だけど今を楽しまなきゃ、絶対に後悔する

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