【鉄道旅記録】四日市あすなろう鉄道 内部線・八王子線
四日市あすなろう鉄道は日本で数少ない軌間762mmという特殊狭軌(ナローゲージ)を採用している鉄道です。
近畿日本鉄道が運営していた内部線と八王子線を2015年4月1日に引き継いで運行しています。
この路線には近鉄時代の2011年7月16日に乗車済ですが、四日市あすなろう鉄道となった現状を確認するため、今回改めて乗車する旅をしてきました。
行程
今回は次の行程で内部線と八王子線の全線に乗車してきた。
・あすなろう四日市駅から日永駅まで内部線に乗車
・日永駅と西日野駅の間を往復して八王子線に乗車
・日永駅から内部駅まで内部線に乗車
・内部駅からあすなろう四日市駅まで内部線に乗車
使用乗車券
「1dayフリーきっぷ」をあすなろう四日市駅の窓口で購入して利用。
旅の記録
あすなろう四日市駅
近鉄時代から変わらず近鉄四日市駅とは離れた所に改札&ホームがある。
近鉄四日市駅の続番の9番・10番のりばとなっているのは近鉄時代のまま。
駅名標は四日市あすなろう鉄道オリジナルデザインに変更されていた。
日永駅
あすなろう四日市駅から2駅目の日永駅で下車。
2面3線のホームは近鉄時代のまま。
内部線と八王子線が分岐しているため、島式ホームは扇形になっている。
島式ホームの真ん中に「スリーゲージモニュメント」が設置されていた。
762mmの台車、1067mmと1435mmの車輪が展示され、幅の違いがわかる。
西日野駅
日永駅から八王子線の電車に乗って次の駅が終点の西日野駅。
駅舎は近鉄時代のままだが、ICカードリーダが設置されたり、駅前がきれいに整備されていた。
内部駅
西日野駅から日永駅まで戻り、内部線に乗り換えて終点内部駅まで乗車。
ここも駅舎は近鉄時代のままだが、民家がなくなり駅前ロータリーに変化。
駅舎の前から内部駅に併設されている内部車庫が見えるようになっていた。
内部駅から先に延びる線路の終端部から内部駅に停車する電車を撮影。
近鉄時代は木製だった架線柱がコンクリート製に変わっているのがわかる。
車両
西日野駅で撮影した写真を近鉄時代と見比べてみたら、偶然同じク162形。
リニューアル工事を受けて、ドア位置や前照灯尾灯などが変わっていた。
車内も座席や吊革が交換されたり網棚が撤去されているなど一新していた。
乗車記録のメモ
この旅で乗りつぶした路線
今回は四日市あすなろう鉄道となって改めて乗車した鉄道旅の記録でした。
近鉄時代と比較すると変化した部分をいくつも発見することができました。
今回のように再訪した際の記録についてもご紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。