東北完全制覇+α(第七夜)JR東日本 ホームライナー小田原21号 新宿→藤沢 185系OM08編成

私個人の基準ですが、貨物線で「定期旅客列車が走っている」区間は、乗りつぶしの対象。東海道貨物線もその一つ。鶴見ー羽沢横浜国大間は相鉄・JR直通線で乗車済み。今回は残り区間の制覇と185系のお別れ乗車を兼ねて、「ホームライナー小田原21号」に乗車しました。

《訂正とお詫び》
テロップで、恵比寿駅を「恵比須駅」と誤ったままアップしてしまいました。
誠に申し訳ありません🙇

1979年に関西で「新快速」向けに117系が投入されたあと、1981年に首都圏に投入されたのが185系。急行型153系の置き換え名目だったことから、汎用性を高めるため、当初普通車には転換クロスシートを設置。2000年前後にリクライニングシートに置き換えられました......が、「特急型なのに開閉可能な窓」であることで、列車対向時は特急らしからぬ「バタバタ」音が響きます。これでは近郊型車両と変わりないではないかと。それでも、なかなか後継車が現れなかったことで、エアポケットのごとく令和の世まで生き残ることになりました。

しかし、そんな185系もついに、2021年3月のダイヤ改正で定期運用から外れることになりました(2021年度は臨時列車用に温存されますが、2022年度には全廃の予定)。それに合わせて、E257系2000・2500番台にその座を譲り、「湘南ライナー」一族もまとめて「特急 湘南」に格上げとなります。ダイヤ自体は「湘南ライナー」時代と変わらないようですが、大幅な値上げとなります。私が今回乗車した「ホームライナー小田原21号」は、パッと見半分以上の座席が埋まっていましたが、「特急 湘南」の利用率はどうなるのでしょう?

ただ、渋谷駅の長時間停車でもわかるように、通勤ライナー特有の「ドア手動扱い」は非常に面倒であり、ダイヤ上・運行上の大いなる制約になります。そこを「新たな着席サービス(全車指定席)」にすることで、普通の列車と同じ扱いに統一できることになり、他の列車にも迷惑をかけずに済むのではないでしょうか。

それにしても、JR西日本の117系は、まだ144両中80両が現役(それどころか「WEST EXPRESS 銀河」なる改造車まで現れました).......185系の去就をどのような思いで見ているのでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?