2021.07.16 関東甲信越完全制覇(最終夜)④「箱根登山鉄道《下り》強羅→箱根湯本 前面&後方展望 on モハ1形+モハ2形」

箱根登山ケーブルカー制覇からの帰り道、強羅での乗り継ぎを1本落とし(理由:乗り継ぎ時間が3分と短かったことと、複数の「賑やかな団体」がその列車に乗り込んだこと)、静まりかえったホームで待つこと十数分。やって来たのは、オールドタイマー「モハ1形+モハ2形」でした。

「オールドタイマー」といっても、吊り掛け駆動式の車両は2019年にすべて引退しており、台車と駆動方式を更新(カルダン駆動方式に変更)した車両だけが残っていますが、モハ1形(104-106)は1919年生まれ、モハ2形(108)は1927年生まれ(どちらも、1950年に複電圧対応改造等更新済み。そのためか、車体横の銘板表記は「昭和25年 汽車會社 東京製作所」となっています)。今となっては唯一の非冷房車であることと相まって、まあ「オールドタイマー」と呼んでも差し支えないと思います。

箱根湯本への下り坂に乗車したためか、モーター音などの迫力に欠けるところはありますが、室内の雰囲気など、昔ながらの「登山電車」風味を味わいたいなら、何列車か見送ってでも、モハ1形+モハ2形を選んで乗ってみてもいいでしょう........というか、3000形「アレグラ号」あたりが増備されたら、代わりに引退することになるでしょうから、今のうちに乗っておくことをお勧めします。

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