私のこだわり旅「キャリコンサロン編集部」#89

キャリコンサロン編集部マガジン、今回のテーマは「私のこだわり旅」。うーん。こだわり旅って何だろう、旅のこだわりなら沢山あるんですけどね。

ちょっと今回はテーマを大きく解釈して「空想(物語)の旅」について書いてみたいと思います

1.ガンバの大冒険

『ガンバの冒険』(ガンバのぼうけん)は、1975年に放送された、アニメ作品。当時、私は10代でこの冒険物語にはとても嵌りました。原作は、斎藤惇夫の児童小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』。

アニメ版では大幅に仲間の数が減らされていますが、ガンバと仲間たちが助け合い、時には衝突しながら、仲間のために、残忍な白イタチを退治するために旅を続けるというもの。

今、考えると、黒澤明監督の「七人の侍」が元ネタかな、とも思うのですが、「仲間と共にゴールを目指す旅路」という設定は、とても好きでした。

2.スタートレック

アメリカのSFテレビドラマ・シリーズ。NBC系列において1966年から1969年まで全3シーズンが放送。23世紀を舞台に、宇宙船U.S.S.エンタープライズ号とその乗組員の冒険を描いています。(日本での放映タイトルは「宇宙大作戦」)

宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。 そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違い無い。 これは人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った宇宙船USSエンタープライズ号の驚異に満ちた物語である。

宇宙大作戦オープニングナレーション

トレック=旅する、という意味ですが、カーク船長率いるエンタープライズ号の乗員が、星々で「遭遇」する事件をテーマにした物語です。またバルカン人(異星人)スポックを含む、個性的なクルーたちのドラマも本作の魅力でした。

深夜放送で切れ切れに観た記憶があるのですが、「東西冷戦」という中で、異星感での軍事衝突、異文化摩擦、そして地球人類も含めたダイバーシティなど、この時代によく描けたなあ、と感心します。

本シリーズは、多くの支持を得て、半世紀以上たった、今でもドラマ、映画で新作が展開する、息の長いシリーズとなっています。

3.銀河鉄道999

『銀河鉄道999』は、松本零士作のSF漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ番組、ならびに劇場アニメ映画です。主人公は星野鉄郎、母の死を乗り越え、「永遠の命」を求める少年。そして、そんな鉄郎を旅へ誘う、謎の美女・メーテル。

無限に広がる大宇宙。
そこには多くの星々が生まれ、そして死んでいく。
銀河鉄道…それは宇宙の海を夢見る者に、あこがれと希望を運ぶものだ。
しかし時として宇宙は彼らに過酷な運命をもたらすこともある。

銀河鉄道999第一話ナレーション

1970年代、「宇宙戦艦ヤマト」と共に、松本アニメの傑作とされていた本作ですが、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』とモーリス・メーテルリンク『青い鳥』をヒントに創作された作品のようです。

こちらもオンタイムでは観ていましたが、蒸気機関車が宇宙空間を走るイマジネーション、停車する星々での「異文化接触」、そしてその体験が、主人公・星野鉄郎の成長譚(少年から大人へ)へと紡がれていく。


今回はテーマをアレンジして書いてみました。私にとっては「旅」へのこだわりは、日常とは別のモノに触れると考えています。それゆえ、それが現実のものでなくても、空想(疑似体験)でも、自身の身となっていると感じています。

ではこのへんで。ありがとうございました。

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