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やってみた「キャリコンサロン編集部」#91
キャリコンサロン編集部マガジン。今回のテーマは「やってみた」。やってみた?はて?はて?
最近のやってみた、と言えば「日本語教師」の資格取得に向けて、絶賛勉強中なのですが、その実践として外国人向けの「日本語学習サポーター」というボランティアを始めたことです。(正式名称:日本語個人レッスン)
もともと日本語教師養成講座の中の「地域における外国人支援」という課題があって、自分の地域における活動を調べていて見つけたものです。
履歴書持参で事務所に出向き、さっそく登録。すぐにお相手をマッチング(日時とかレベルとか)。あとは、自分で相手と連絡をとって初回レッスンを決める、という段取りです。
母語以外にも英語ができる方ということで、ひらがな中心の文章と英訳文をつけて日程調整。返事がなかなか来ないのでやきもきもしましたが、なんとか初回実施が決定できました。
そして迎えた当日。「ホントに来るだろうか?」「どんな話をしようか?」とドキドキでしたが、とても陽気で、フランクな方が、先に待っていてくれました。
日本語のレベルは、ひらがなが読める、少し話せる、という感じですが、時には翻訳機を交えながら、自己紹介、仕事の話、日本語テキストを一緒にやるなど、少しづつレッスンの幅が広がってきました。
何よりも驚くのは「日本に対する興味」が旺盛なこと。食べ物の話に始まって、日本の歴史、風土、文化、時には経済の話など、毎回、話が思わぬ方向に飛んでいくので、日本語レッスンに留まらず、知識・情報を総動員して、相手に理解してもらうことに四苦八苦しています。まさに毎回、こちらも一緒に学んでいるという感じです。
さらに最近、もう1名担当することになりましたが、こちらは日本語上級クラス。テキストなんかも色わけして線が引いてあったり、書き込んだりしていて、かなりの勉強家。またテキストも、日本人でもその言い回しはあまり使わないだろう、というレベルの構文があって、こちらも別の意味で、四苦八苦。(この文型はどういう時に使うか?など)
「日本を好きになってくれますように」と思いながら、彼らと一緒に「日本」を学んでいる日々です。
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それではこのへんで。ありがとうございました。