【歴史】ハンニバル ナポレオン 源義経
みなさまの何かのきっかけや参考になれば幸いです。
ハンニバルとナポレオンと源義経
彼らの共通しているのは、
山越え奇襲作戦を実行し勝利を収めたことです。
山越えには
兵士の怪我や転落による死亡リスクがありますが、
彼らはあえてその作戦を敢行しました。
理由は、
『こんなところから攻めてはこないだろう』
という敵の予測の裏をかいた奇襲作戦になる、
からです。
アルプス 1
ハンニバルのアルプス越え(紀元前218年)
カルタゴ軍を率いて直接ローマ共和国に対して戦争を挑むために、ローマとその同盟国の駐屯地やローマ海上戦力を避け迂回する形でアルプスを越えました。アルプス内にあるガリア部族とも友好になり支援を受けました。ローマ側はカルタゴ軍がアルプスに入ったのものどこから出てくるかわからない状態になり混乱状態に陥りました。
こちらはローマ帝国を題材にしたシリーズ小説です。
ハンニバルの部隊の戦象がアルプスの谷間に落ちていく話など出てきます。
アルプス 2
ナポレオンのアルプス越え(1800年)
予期せぬ方向からイタリアに侵入し、オーストリアに対して決定的な一撃を加えました。この軍事行動は、オーストリアを圧迫しフランス内での彼の政治的地位を高めました。
後にジャック=ルイ・ダヴィッドの不朽の作品のテーマになりました。
ナポレオンを取り上げた漫画です。
彼のストーリーを理解できて楽しいです。
鵯越
鵯越の逆落としは、1184年2月7日に行われた一ノ谷の戦いの中で起こりました。源義経が率いる少数の精鋭が険しい山道を越え平家を奇襲する形で展開され、源氏の戦術的な勝利に大きく寄与しました 。
高校生時代、ある女子校の文化祭は紹介がないと入れないため、校舎裏の山側からこっそり入ることを鵯越だと言ってた同級生がいました(笑)不法侵入?時効なので許してあげてください。
面白すぎて鵯越の名前を鮮明に覚えています💦
所感
軍略の天才と呼ばれるハンニバル、ナポレオン、源義経。彼らのリスクと絶大な効果を天秤にかけて大胆な行動に出る、その才能と手腕とリーダーマインドに頭が下がる思いです。
一方で同じようにリスクを取って行動したが失敗して歴史の表舞台には登場していない事例もあるかもしれません。
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