東京都千代田区 領土・主権展示館
自分はものを知らないなあ、と最近すごく思う。狭い世界の中で自分の価値観が正しいと思い、狭い了見で他人を判断してしまう。知を増やすため領土・主権展示館に行ってみた。
北方領土、竹島、尖閣諸島の問題についてそれぞれ解説がある。過去からの経緯、日本と相手国の主張が並べて記載されていて分かりやすい。(それぞれ相手国は、北方領土がロシア、竹島が韓国、尖閣諸島が中国)いずれも第二次世界大戦前後で状況が変わっている。北方領土は日本降伏日後ロシアに占領されてそれ以来、不法占拠の状況が続いている。竹島は第二次世界大戦前から日本が領有しており(韓国側は韓国領であったと主張している)、サンフランシスコ講和条約でも日本領とされたが韓国はそもそも講和会議に参加していない。尖閣諸島については戦後アメリカ統治をへて日本に返還されたが中国が自国領土であると主張している。
上記の領土問題を考えると隣国がひどいことやったり言ったりしてくるなあと感じる。ただ、まだまだ私はものを知らない。各国の歴史や現状を理解すると違った感じ方ができるはずだ。