製茶園での短期アルバイト
明日から月末まで、家族3人で妻の実家に滞在します。
理由は、妻の地元の製茶園で短期アルバイトをするためです。妻の地元はお茶の名産地です。アルバイトでの仕事内容はいくつかあるのですが、僕にとっての一番の楽しみはお茶摘みです。
お茶摘みに興味をもった理由は3つあります。
・妻の地元が好きになり、より深く溶け込みたいと思ったから。
子どもが生まれた際、僕は無職だったので妻と一緒に里帰りさせてもらい、妻の実家に2ヶ月程滞在させてもらいました。その期間、色んな場所に行ったり、土地勘を育んだり、地域の歴史を調べたり、義理の両親に地域について教えてもらったりしました。その中で妻の地元を好きになりました、4月中旬〜GWあたりにかけてお茶園が忙しくなるのを知ったので、今年体験してみたいなと思っていました。
・尊敬している人達に影響を受けたから。
以前仕事でお世話になった人で尊敬している方がおり、その方が妻の地元のお茶をニューヨークに広めようと活動しており、その行動力や仕事に取り組む姿勢をかっこ良いなと感じていました。
また、最近興味を持っている方で、妻の地元の山奥でゲストハウスを営まれている方がおり、その方がお茶の栽培もしていました。
この2人に影響を受け、5月1日付けの入社日までの間にお茶に関わる仕事を経験してみたいと思いました。
・就職活動中に読んだ本に影響を受けたから。
農業系商社を志望した際の情報収集がてら下記の本を読んでみました。エリート街道をまっしぐらな著者でしたが、仕事で鬱になり社会復帰のリハビリで農園のインターンを始めたことがきっかけで、社員として家族経営の農園を一から泥臭く改革していく実話です。実際の改善施策や葛藤、理論と実践の食い違いなど非常に興味深く、自分も実際に農業に一度携わって見たいなと思いました。
そこで妻に、妻の地元でお茶園のバイトでもしてみようかな〜と言ってみたところ、「うちの親にどこか紹介してもらったら」と僕には思いつかなかった案を出してくれました。
妻の両親に相談したところ、お義父さんの知り合いでデイケアサービスの社長をしている方がおり(一度紹介してもらったことがある方)、その方が、某大手製茶園の専務につないでくれ、話がトントン拍子で進みました。
今回のアルバイトはお金目的ではなく、経験が目的です。
妻の地元の方々とのお付き合いにも興味を持っています。お茶園の方と電話で話した感じは、とても優しく気さくな方でした。
製茶園の方が、製茶園を紹介してくれたデイケアサービスの社長に「良い人材を紹介してくれてありがとう」と言ってくれたみたいです。
まだ働きぶりは見てないのに話した感じでそう受け取ってもらえて本当に嬉しいです。この時期は初めての派遣の方が多く来られるみたいで、知り合い経由で紹介してもらった方が安心感があるとおっしゃていた見たいです。
電話で打ち合わせした際に、農業ならではの苦労も少し感じ取れました。
出勤が天候に左右されるため、ギリギリまで仕事があるかないか分からない。力仕事が多い。システムでの効率化が進んでなく仕事が多そう。(給与が現金支給)この時期は約30連勤、残業も多い。一次産業の大変さが電話だけで伝わって来ました。
少しでも役に立てるよう頑張りながら、お茶のことについて少しでも詳しくなれたら嬉しいです。純粋に楽しみです。こんな気持ちをこれからも大事にしていきたいと思いますし、今の自分の状態がすごく好きですね。